どうも、tzwです。
運命再編が発売となり、いきなりPPTQがアメドリ札幌店で開催されました。
新環境になってからすぐと調整の時間もなく、前日に使いそうなカードを揃えて参加という、もう不安しかない大会でした。

それまでのPPTQは2回とも自信のあるグルールモンスターズでしたが、今回は最新セットのカードで使ってみたかったものを採用してのデッキです。
『フライングレッド』

【メインデッキ:60】
15《山/Mountain(M15)》
4《凱旋の神殿/Temple of Triumph(THS)》
4《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(M15)》
2《マナの合流点/Mana Confluence(JOU)》

4《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster(M15)》
4《炎跡のフェニックス/Flamewake Phoenix(FRF)》
4《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix(KTK)》
4《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon(THS)》

2《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster(M15)》
1《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker(KTK)》

4《岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks(THS)》
2《マグマの噴流/Magma Jet(THS)》
2《勇敢な姿勢/Valorous Stance(FRF)》
4《稲妻の一撃/Lightning Strike(M15)》
4《かき立てる炎/Stoke the Flames(M15)》


【サイドボード:15】
2《消去/Erase(KTK)》
2《勇敢な姿勢/Valorous Stance(FRF)》
4《灼熱の血/Searing Blood(BNG)》
2《弧状の稲妻/Arc Lightning(KTK)》
4《静翼のグリフ/Hushwing Gryff(M15)》
1《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker(KTK)》

ティムールやグルールに良く見られる《灰雲のフェニックス》《嵐の息吹のドラゴン》に加え、運命再編で登場した新飛行戦力である《炎跡のフェニックス/Flamewake Phoenix(FRF)》を導入し、飛行クリーチャー12体で攻めるデッキです。
これは、新環境は従来のアブザンミッドレンジ&アグロやトークンデッキなど、地上戦を中心としたデッキが変わらず幅を利かせていると予想したためです。またトップレアである《僧院の導師/Monastery Mentor(FRF)》を使ったデッキも多いと思われたため、地上戦よりも空から殴ったほうが早いと考えました。
また赤いデッキは火力を中心とした除去に優れ、《僧院の導師》だけではなく、《ゴブリンの熟練扇動者》といった放置すると危険な生物を除去しやすいことも選択した理由です。

優秀な除去である《岩への繋ぎ止め》だけではなく、新顔の《勇敢な姿勢》も採用しました。クリーチャーを除去から守ったり、うっとうしい《包囲サイ/Siege Rhino(KTK)》や《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix(BNG)》、《軍族の解体者/Butcher of the Horde(KTK)》を除去したりと活躍してくれそうです。

大会は参加者30名で、予選は5ラウンド。
3大会連続トップ8&権利獲得を目指して戦いましたが…。

R1:グルールアグロ ○××

R2:黒単ウィニー ××

R3:マルドゥミッドレンジ ○×○

R4:マルドゥアグロ ×○○

R5:マルドゥミッドレンジ ××

2-3で予選落ち。
いきなり0-2で可能性はほぼ消えてしまい、その後はわずかな可能性をかけてマルドゥ3連戦を戦いましたが、最終戦で相手の除去の嵐に耐えきれず敗北。トップ8どころか勝ち越しもできませんでした。

R1のG2・3は土地2枚ストップで負け、R2はプレイミスで負けるなど、運も実力も不足していましたが、それ以上にデッキ自体も問題を抱えていました。
《ゴブリンの熟練扇動者》《灰雲のフェニックス》《嵐の息吹のドラゴン》《岩への繋ぎ止め》といった従来のパーツはどれも強く、ゲームをしっかりと作ってくれました。火力10枚もしっかりと仕事をしてくれています。
しかし問題は、新顔の2種類である《炎跡のフェニックス》《勇敢な姿勢》がそれほどこのデッキに合っていなかったということでした。

前者はかの《チャンドラのフェニックス/Chandra’s Phoenix(M14)》を彷彿とさせる能力ですが、このデッキではなかなか墓地から帰ってきません。このデッキではほとんど3マナ2/2飛行速攻という働きしかせず、攻撃強制のためブロッカーとしても使いにくいため、実はカードパワーはそれほどでもないようです。これを使いこなすには、もっと多くのパワー4以上のクリーチャーを入れたデッキのほうが良さそうです。
後者については使うタイミングが少なかったため、まだはっきりとした答えは出せていませんが、クリーチャーに除去耐性がついているこのデッキでは、そこまで必要なカードではなかったような気がします。それよりも《マグマの噴流》と入れ替え、占術で引きムラを解消しやすいように工夫するべきだったと思います。

まあ、なにがともあれ、2マナ域のクリーチャーを入れてマナカーブを整えたり、もっと白を濃くしてみたりと、改善すべき点はまだまだありそうです。
次の土曜日のPPTQは残念ながら仕事で参加できませんが、日曜日のほうは参加してみようかと思います。ラストチャンス、頑張ります。

そんなところで。
またどこかのPPTQでお会いしましょう。

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