どうも、tzwです。
最近、私のDNデッキリスト長すぎ…。


さて、今日も《機知の戦い/Battle of Wits(M13)》ですw


本日の本家公式コラム『DAILY DECK LIST』に、面白いアプローチでバベルに取り組んだ方のデッキがあるので、ちょっとご紹介。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/deck/1026

Nolan Blackwelder の『機知の戦い』
TCGplayer Open 5K,Orlando

【メインデッキ:241】

<土地:90>
24《島/Island》
21《平地/Plains》
10《沼/Swamp》
4《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》
4《金属海の沿岸/Seachrome Coast(SOM)》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress(M13)》
4《闇滑りの岸/Darkslick Shores(SOM)》
4《水没した地下墓地/Drowned Catacomb(M13)》
4《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel(ISD)》
4《進化する未開地/Evolving Wilds(DKA)》
4《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》
3《ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard(ISD)》

<クリーチャー:53>
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》
4《先兵の精鋭/Elite Vanguard(M12)》
4《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》
4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》
4《刃の接合者/Blade Splicer(NPH)》
4《粗石の魔道士/Trinket Mage(SOM)》
4《磁器の軍団兵/Porcelain Legionnaire(NPH)》
4《枷霊/Fettergeist(AVR)》
4《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》
4《刃砦の英雄/Hero of Bladehold(MBS)》
4《地下牢の霊/Dungeon Geists(DKA)》
4《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》
2《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph(NPH)》
3《太陽のタイタン/Sun Titan(M12)》

<プレインズウォーカー:8>
2《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(M12)》
3《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》
3《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner(SOM)》

<アーティファクト:18>
1《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(M13)》
1《旅行者の護符/Traveler’s Amulet(ISD)》
1《不死の霊薬/Elixir of Immortality(M13)》
1《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage(DKA)》
3《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind(SOM)》
4《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》
4《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace(NPH)》
2《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》
1《キマイラ的大群/Chimeric Mass(SOM)》

<エンチャント:8>
4《忘却の輪/Oblivion Ring(M13)》
4《機知の戦い/Battle of Wits(M13)》

<ソーサリー:24>
4《蔑み/Despise(NPH)》
4《強迫/Duress(M13)》
4《思案/Ponder(M12)》
4《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
4《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》
4《高まる野心/Increasing Ambition(DKA)》

<インスタント:40>
4《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》
4《思考掃き/Thought Scour(DKA)》
4《破滅の刃/Doom Blade(M12)》
4《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》
4《マナ漏出/Mana Leak(M12)》
4《否認/Negate(M13)》
4《深夜の出没/Midnight Haunting(ISD)》
4《四肢切断/Dismember(NPH)》
4《巻き直し/Rewind(M13)》
4《雲散霧消/Dissipate(ISD)》


【サイドボード:15】
1《太陽破の天使/Sunblast Angel(SOM)》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(M13)》
2《外科的摘出/Surgical Extraction(NPH)》
3《天界の粛清/Celestial Purge(M12)》
3《審判の日/Day of Judgment(M12)》
3《終末/Terminus(AVR)》

私は、バベルは青黒、エスパーバベルは青黒t白!という概念で今までデッキを作っていましたが、このデッキは青白t黒という形です。
しかも、デッキに全体除去はゼロ!そして代わりに大量に積まれているのはカウンターとピン除去、そしてハンデスです。
さらに興味をそそるのは、多めのクリーチャー勢とプレインズウォーカー…。



そう、このデッキはエスパーデルバーバベルだったんだよ!
(な…なんry



冗談はさておき、これはこれでなかなか強そうです。
クリーチャーが多いので、コントロール型よりもPWを守りやすく、さらに速やかに殴り勝つことも可能となってます。剣も11枚入ってますしね。

クリーチャーはどれもスタンダードでKPの高さを証明している優秀なカードばかり。
これだけ優秀なクリーチャーで固めていると、ビート側も攻めにくいし、コントロールとしても非常にやりにくいでしょう。コントロール型のバベルの弱点であった相手のPWに対しても、『殴って除去』というシンプルな答えはある意味一番スマートな答えなのかもしれません。

また、攻めるクリーチャーが多いということは、相手もそれだけ対処すべきカードが多いということ。
通常のバベルは勝ち手段を《機知の戦い/Battle of Wits(M13)》に頼ることもあるため、対戦相手はそれの処理、または出される前に殴り勝つというシンプルな選択をするだけです。
しかし、こちらの勝ちパターンを一つ増やすことで、相手には対処すべき事柄が増え、一度に多くの事柄を対処させることを要求します。
これは単純にプレイミスの誘発を促すだけではなく、相手の攻撃の手を鈍らせ、勝利に必要なターン数を稼ぐことが出来ます…全体除去に頼らずに。
そうすれば、ゆっくりと土地を並べ、カウンターを構えながら《機知の戦い》を置くこともできますし、相手の《帰化/Naturalize(M13)》を《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace(NPH)》に撃たせてから、安全に《機知の戦い》を着地させることも可能です。そのような戦略を持たせるなら、相手のハンドを見ることが出来る《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》《強迫/Duress(M13)》《蔑み/Despise(NPH)》の採用も納得です。

まさに、『攻撃は最大の防御』と言ったところでしょうか。脱帽もののアイディアですね。



ただ、全体除去が無い分、バベル特有の『引きムラ』の影響が大きそうなのが気になりますね。
あとお値段すごいことになってそう。剣11枚にバター、トラフトにタミヨウか…。リアルなら全部持ってるんだがなぁ…。


というわけで、誰か試してください。レポートお待ちしております。



そんなわけで、今回はここまで。
また長いデッキリストと共にお会いしましょう。

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