どうも、tzwです。
たった今、家に帰ってきました。
今回のGP横浜ですが、本戦に1500人オーバーというとんでもない人数が来ていたため、非常に過酷な予選ラウンドが行われていました。
自分はモダンに対してあまり真剣に打ち込んでおらず、「とりあえず日本でのGPだから、旅行感覚で行こう」と思っていたので、まあそこまで辛くは無かったですが。
それ以上に2日目のEDH連荘や観光が楽しかったので、個人的には非常に満足な遠征でした。
ただ、競技MTG的にいえば、はっきり言ってお話にならないレベルです。
1バイからの引き分け。その後2連敗して初日抜けから早くも脱落。
そのあと苦手な青赤《欠片の双子/Splinter Twin(ROE)》デッキから何とか1勝をもぎ取るも、次はもっと苦手なジャンドに《塩まき/Sowing Salt(BOK)》喰らってGG。流石に心折れてドロップしました。
ちなみに使用したデッキは緑単タッチ《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》のウルザトロン。レシピはこちら。
直前予選で親和やジャンド、青白アグロが多いという情報もあり、ビートダウンに対してブロッカーを多く出せる《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》をメインに採用。
元々はメインに《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》を4枚、サイドに同系用として《マイアの戦闘球》を2枚積むプランだったのですが、同系でのサイドプランで《ワームとぐろエンジン》をできれば全てサイドアウトしたかったので、《マイアの戦闘球》をメイン、サイドに2枚ずつ分けることにしました。
そもそも《マイアの戦闘球》は《解放された者、カーン/Karn Liberated(NPH)》を守るのにも非常に役に立ち、《流刑への道/Path to Exile(CON)》《忘却の輪/Oblivion Ring(M12)》といった白の除去にも強いのが特徴。対ビートダウン用のサイドとして《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》を3枚積むことを決めていたので、《ワームとぐろエンジン》は4枚も必要ないという判断から、この生物のチョイスは間違ってなかったと思います。
ただ、親和デッキを想定するなら、《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》2枚と《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》4枚だけでは足りなかったと痛感しています。
直前の調整で抜いてしまいましたが、1枚だけでいいから《古えの遺恨/Ancient Grudge(ISD)》を積むべきだったと思います。もし入れ替えるなら、あまりにもビートを意識し過ぎて、3枚と過剰なほど投入してしまった《殴打頭蓋》でしょう。
(余談だが、予選当日に会場にて私から《古えの遺恨》を1枚借りていったチンネンさんはさすがだと思った。自分もやっていればまだマシな結果が得られていたかもしれません。)
R1:バイ
R2:白単ソウルシスターズ ○×△ 引き分け
Game1は相手の土地事故もあり、《マイアの戦闘球》で勝利。
Game2は相手のクリーチャー陣を《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》で薙ぎ払うも、《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》連打でトロンをズタズタにされてしまう。さらに《セラの高位僧/Serra Ascendant(M11)》は《焼却/Combust(M12)》では届かない。負け。
Game3は《殴打頭蓋》×2で粘るも、相手も《セラの高位僧》があるせいでお互い膠着。ハンドに《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》が初手からずっといるが、マナが11から動かずお荷物に。結局時間切れで引き分け。正直勝ちたかった。
R3:緑赤《裂け目の突破/Through the Breach(CHK)》トロン ×○× 負け
Game1:相手の3T《解放された者、カーン/Karn Liberated(NPH)》でマウントをとられるが、なんとかトロンを揃えて対消滅させる。しかしその直後に《裂け目の突破》⇒《引き裂かれし永劫、エムラクール》で負け。
Game2:痛恨のダブルマリガン。仕方なくトロン地形1枚のみのハンドをキープするが、トップから残り2種類が降ってきて4ターン目に《解放された者、カーン》がまさかの着地。さらに《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》を連打して相手のトロンを破壊し、《マイアの戦闘球》でどんでん返し!勝利。
Game3:Game2のときに2枚目の《幽霊街》で土地を破壊した際、基本地形を持って来なかったため、相手のデッキに基本土地は1枚しか入ってないと判断。後手では勝ち目が薄いので、とにかく土地サーチを全て《幽霊街》とし、相手の《ウルザの塔/Urza’s Tower(9ED)》を3枚破壊する。もちろん1枚目は《森/Forest》になったが、残り2枚は《露天鉱床/Strip Mine(4ED)》モードとなり、相手が《裂け目の突破》を撃てる5マナに到達させないようにする。相手は《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》でライブラリーを掘り返し、ウルザトロンを探しに行くが、なかなか見つからない様子。それでも相手は《衝動のタリスマン/Talisman of Impulse(MRD)》をプレイし、5マナに到達するが、これを《自然の要求》で破壊。相手のハンドは3枚で、おそらく《引き裂かれし永劫、エムラクール》と《裂け目の突破》は揃っているだろうし、土地をプレイしなかったターンがあるため、もう一枚は土地以外のカードと予想。あとはこちらのハンドにある残り1種類のトロンと《解放された者、カーン》を降臨させれば、そのまま相手はエムラシュートがかなわず勝ち…というところまで追い詰めるが、残念ながら相手のトップは土地で、《引き裂かれし永劫、エムラクール》を走らされてしまう。これでこちらの場は何も残らないが、ハンドには3種類のトロンが揃っており、相手のハンドは1枚のみ。ワンチャンに賭けて土地を置くが、その直後の相手のトップはなんと4枚目の《ウルザの塔》!それにより相手は11マナを揃え、ハンドから出てきたのは《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre(ROE)》。途中まで綱渡りながらもいい感じのゲーム運びだったんだがなぁ…。残念。
R4:親和 ×× 負け
Game1:除去をまったく引かず、相手に4キル決められて負け。
Game2:上記と同じ…だが、ワンマリ後にダブマリしたくないと思ってヌルイハンドをキープしたことが最大の敗因。ダブマリしてでも、《紅蓮地獄》がハンドに来るまでマリガンをすべきだった。(負けたとはいえ)前のマッチが良かっただけあって、非常に悔やむべき一戦でした。
R5:青赤双子(純正) ×○○ 勝ち
Game1:4ターンキルされて負け。
Game2:2ターン目《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》が通る。その後は《焼却/Combust(M12)》と《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》を常に構えつつ、《解放された者、カーン》《マイアの戦闘球》と通して勝ち。
Game3:色マナ事故を起こすも、すんなりトロンが揃う。相手はあまり引きが良くなかったようで、土地セット⇒ゴーを繰り返すだけ。
こちらの《ワームとぐろエンジン》が通り、さらに《解放された者、カーン》まで通る。余分な自分のトロン地形を《幽霊街》で破壊して緑マナを確保し、《森の占術/Sylvan Scrying(10E)》で《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FUT)》を持ってきて赤マナも確保。これで《焼却》×2と《自然の要求》を常に構え、相手の《詐欺師の総督/Deceiver Exarch(NPH)》をケアしたら相手投了。ガッチリ対策しておいてよかった。
R6:ジャンド ×× 負け
Game1:土地3枚でストップ。相手は《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》×2でライフを失いつつもアドを大量に稼ぎ、最後は《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》で負け。
Game2:《塩まき/Sowing Salt(BOK)》でトロンを無力化されて負け。
ここでドロップしました。
青白アグロやメリーラポッド、話題のグリセルシュートには当たりませんでしたが、いろいろなデッキに万遍なく当たったので、すごいいい環境だと思います。
しかし、私が再びモダンの世界に足を踏み入れるのは、しばらく後になりそうですね。とにかくやる気がないので。
次回はEDHの話でもする予定です。
ああ、明日からまた仕事が始まるお…。
とにかく、皆さん長丁場お疲れ様でした。
またお会いしましょう。
たった今、家に帰ってきました。
今回のGP横浜ですが、本戦に1500人オーバーというとんでもない人数が来ていたため、非常に過酷な予選ラウンドが行われていました。
自分はモダンに対してあまり真剣に打ち込んでおらず、「とりあえず日本でのGPだから、旅行感覚で行こう」と思っていたので、まあそこまで辛くは無かったですが。
それ以上に2日目のEDH連荘や観光が楽しかったので、個人的には非常に満足な遠征でした。
ただ、競技MTG的にいえば、はっきり言ってお話にならないレベルです。
1バイからの引き分け。その後2連敗して初日抜けから早くも脱落。
そのあと苦手な青赤《欠片の双子/Splinter Twin(ROE)》デッキから何とか1勝をもぎ取るも、次はもっと苦手なジャンドに《塩まき/Sowing Salt(BOK)》喰らってGG。流石に心折れてドロップしました。
ちなみに使用したデッキは緑単タッチ《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》のウルザトロン。レシピはこちら。
『GR Urzatron』
7point(2-3-1)
【メインデッキ:60】
3《森/Forest》
4《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FUT)》
4《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(9ED)》
4《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(9ED)》
4《ウルザの塔/Urza’s Tower(9ED)》
1《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》
1《ウギンの目/Eye of Ugin(WWK)》
2《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》
2《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》
1《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》
4《解放された者、カーン/Karn Liberated(NPH)》
4《彩色の星/Chromatic Star(10E)》
4《彩色の宝球/Chromatic Sphere(MRD)》
4《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
4《探検の地図/Expedition Map(ZEN)》
2《忘却石/Oblivion Stone(MRD)》
4《古きものの活性/Ancient Stirrings(ROE)》
4《森の占術/Sylvan Scrying(10E)》
4《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》
【サイドボード:15】
2《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》
2《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》
2《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》
4《焼却/Combust(M12)》
3《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》
2《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》
直前予選で親和やジャンド、青白アグロが多いという情報もあり、ビートダウンに対してブロッカーを多く出せる《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》をメインに採用。
元々はメインに《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》を4枚、サイドに同系用として《マイアの戦闘球》を2枚積むプランだったのですが、同系でのサイドプランで《ワームとぐろエンジン》をできれば全てサイドアウトしたかったので、《マイアの戦闘球》をメイン、サイドに2枚ずつ分けることにしました。
そもそも《マイアの戦闘球》は《解放された者、カーン/Karn Liberated(NPH)》を守るのにも非常に役に立ち、《流刑への道/Path to Exile(CON)》《忘却の輪/Oblivion Ring(M12)》といった白の除去にも強いのが特徴。対ビートダウン用のサイドとして《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》を3枚積むことを決めていたので、《ワームとぐろエンジン》は4枚も必要ないという判断から、この生物のチョイスは間違ってなかったと思います。
ただ、親和デッキを想定するなら、《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》2枚と《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》4枚だけでは足りなかったと痛感しています。
直前の調整で抜いてしまいましたが、1枚だけでいいから《古えの遺恨/Ancient Grudge(ISD)》を積むべきだったと思います。もし入れ替えるなら、あまりにもビートを意識し過ぎて、3枚と過剰なほど投入してしまった《殴打頭蓋》でしょう。
(余談だが、予選当日に会場にて私から《古えの遺恨》を1枚借りていったチンネンさんはさすがだと思った。自分もやっていればまだマシな結果が得られていたかもしれません。)
R1:バイ
R2:白単ソウルシスターズ ○×△ 引き分け
Game1は相手の土地事故もあり、《マイアの戦闘球》で勝利。
Game2は相手のクリーチャー陣を《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》で薙ぎ払うも、《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》連打でトロンをズタズタにされてしまう。さらに《セラの高位僧/Serra Ascendant(M11)》は《焼却/Combust(M12)》では届かない。負け。
Game3は《殴打頭蓋》×2で粘るも、相手も《セラの高位僧》があるせいでお互い膠着。ハンドに《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》が初手からずっといるが、マナが11から動かずお荷物に。結局時間切れで引き分け。正直勝ちたかった。
R3:緑赤《裂け目の突破/Through the Breach(CHK)》トロン ×○× 負け
Game1:相手の3T《解放された者、カーン/Karn Liberated(NPH)》でマウントをとられるが、なんとかトロンを揃えて対消滅させる。しかしその直後に《裂け目の突破》⇒《引き裂かれし永劫、エムラクール》で負け。
Game2:痛恨のダブルマリガン。仕方なくトロン地形1枚のみのハンドをキープするが、トップから残り2種類が降ってきて4ターン目に《解放された者、カーン》がまさかの着地。さらに《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》を連打して相手のトロンを破壊し、《マイアの戦闘球》でどんでん返し!勝利。
Game3:Game2のときに2枚目の《幽霊街》で土地を破壊した際、基本地形を持って来なかったため、相手のデッキに基本土地は1枚しか入ってないと判断。後手では勝ち目が薄いので、とにかく土地サーチを全て《幽霊街》とし、相手の《ウルザの塔/Urza’s Tower(9ED)》を3枚破壊する。もちろん1枚目は《森/Forest》になったが、残り2枚は《露天鉱床/Strip Mine(4ED)》モードとなり、相手が《裂け目の突破》を撃てる5マナに到達させないようにする。相手は《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》でライブラリーを掘り返し、ウルザトロンを探しに行くが、なかなか見つからない様子。それでも相手は《衝動のタリスマン/Talisman of Impulse(MRD)》をプレイし、5マナに到達するが、これを《自然の要求》で破壊。相手のハンドは3枚で、おそらく《引き裂かれし永劫、エムラクール》と《裂け目の突破》は揃っているだろうし、土地をプレイしなかったターンがあるため、もう一枚は土地以外のカードと予想。あとはこちらのハンドにある残り1種類のトロンと《解放された者、カーン》を降臨させれば、そのまま相手はエムラシュートがかなわず勝ち…というところまで追い詰めるが、残念ながら相手のトップは土地で、《引き裂かれし永劫、エムラクール》を走らされてしまう。これでこちらの場は何も残らないが、ハンドには3種類のトロンが揃っており、相手のハンドは1枚のみ。ワンチャンに賭けて土地を置くが、その直後の相手のトップはなんと4枚目の《ウルザの塔》!それにより相手は11マナを揃え、ハンドから出てきたのは《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre(ROE)》。途中まで綱渡りながらもいい感じのゲーム運びだったんだがなぁ…。残念。
R4:親和 ×× 負け
Game1:除去をまったく引かず、相手に4キル決められて負け。
Game2:上記と同じ…だが、ワンマリ後にダブマリしたくないと思ってヌルイハンドをキープしたことが最大の敗因。ダブマリしてでも、《紅蓮地獄》がハンドに来るまでマリガンをすべきだった。(負けたとはいえ)前のマッチが良かっただけあって、非常に悔やむべき一戦でした。
R5:青赤双子(純正) ×○○ 勝ち
Game1:4ターンキルされて負け。
Game2:2ターン目《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》が通る。その後は《焼却/Combust(M12)》と《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》を常に構えつつ、《解放された者、カーン》《マイアの戦闘球》と通して勝ち。
Game3:色マナ事故を起こすも、すんなりトロンが揃う。相手はあまり引きが良くなかったようで、土地セット⇒ゴーを繰り返すだけ。
こちらの《ワームとぐろエンジン》が通り、さらに《解放された者、カーン》まで通る。余分な自分のトロン地形を《幽霊街》で破壊して緑マナを確保し、《森の占術/Sylvan Scrying(10E)》で《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FUT)》を持ってきて赤マナも確保。これで《焼却》×2と《自然の要求》を常に構え、相手の《詐欺師の総督/Deceiver Exarch(NPH)》をケアしたら相手投了。ガッチリ対策しておいてよかった。
R6:ジャンド ×× 負け
Game1:土地3枚でストップ。相手は《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》×2でライフを失いつつもアドを大量に稼ぎ、最後は《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》で負け。
Game2:《塩まき/Sowing Salt(BOK)》でトロンを無力化されて負け。
ここでドロップしました。
青白アグロやメリーラポッド、話題のグリセルシュートには当たりませんでしたが、いろいろなデッキに万遍なく当たったので、すごいいい環境だと思います。
しかし、私が再びモダンの世界に足を踏み入れるのは、しばらく後になりそうですね。とにかくやる気がないので。
次回はEDHの話でもする予定です。
ああ、明日からまた仕事が始まるお…。
とにかく、皆さん長丁場お疲れ様でした。
またお会いしましょう。
コメント
お疲れさまでした!
どうもです。
戦闘球は一応ヴィンテージ級生物ですからねー。強いですよ。