どうも、tzwです。
みなさん、闇の隆盛買いましたか?
私は正直まだ買う気がないです。欲しいのはコモン・アンコモンばかりですし。
ただ《イニストラードの君主、ソリン》と《高原の狩りの達人》は4枚欲しいかな。
それ以外はEDH的に1枚ずつって感じ。
ただ、リミテッド的にはそうはいかないです。
なんたってGPまでもうすぐなんですから。今週末からバシバシとドラフト・シールドの練習します。
MOはプレリが出発前日、発売日は間に合わないという事態なので、リアルでの練習しかできないのが残念なところ。
ICA 闇の隆盛プレリリースカバレッジ
http://www.icacup.com/modules/blog/index.php?cid=48
で、今回は私がカバレッジを担当したICAのプレリより、全勝デッキ4つを個人的に研究。
環境初期だったり、サイドボードが不明な点もありますが、全勝しているのには何らかの理由があるはずです。
何か学べることがあることを期待して、デッキを見ていきましょう。
チバさんのデッキを見てまず気が付くのは、除去の豊富さです。
このデッキでは、《収穫の火》《血の抗争》に加え、《炉の小悪魔》と《スカースダグの剥ぎ取り》が2枚ずつ、さらに《燃え投げの小悪魔》《モークラットのバンシー》まであります。
さらにレアには《死の支配の呪い》もあり、環境に多く存在するタフネス1のクリーチャーや、人間トークン、スピリットトークンを薙ぎ払うことができます。
これら多くの除去があれば、《エルドワルの切り裂き魔》や《マルコフの刃の達人》の攻撃が通りやすくなるということですね。
パワーを上げる《銀の象眼の短刀》や《噛み傷への興奮》は、二段攻撃持ちの《マルコフの刃の達人》や、威嚇持ちの《名門のグール》につけるのがいいでしょう。
除去の半数がクリーチャーの能力であるという点は、《死せざる邪悪》との相性も良いことを意味しています。
特に《スカースダグの剥ぎ取り》との相性はすばらしいですね。
赤黒という攻撃的なデッキながら、しっかりとシナジーが備わっています。デッキが強いわけですね。
続いては、同じく1日目で見事4-0したデッキを見てみましょう。
レア6枚という、典型的なシールド全勝デッキですね。
さらに除去も7枚、《獄庫》も入れれば8枚と豊富です。
《教区の勇者》+《スレイベンの破滅預言者》というレアコンボや、単体での性能が強い《血統の守り手》《血の贈与の悪魔》が揃っています。
しかも《ゆらめく岩屋》でダブルシンボルも安心ときてます。
《ゆらめく岩屋》は今後人気の上がるカードと考えている1枚です。
これ1枚で友好・対抗色のフラッシュバック・コストが楽に払えるようになったり、白黒のような共にダブルシンボルが多い色がやりやすくなります。
白黒は《未練ある魂》で人気が上がる色になりそうなので、ドラフトでピックするときは《ゆらめく岩屋》の存在を意識してみてもいいのではないでしょうか?
レア以外のクリーチャーでは《銀爪のグリフィン》がなかなか強そうですね。
5マナと重めですが、軽い除去やトークンを生産するカードがあるため、十分間に合うでしょう。
それ以上に飛行でパワー3の先制攻撃というのがヤバいです。今までは《声無き霊魂》がいましたが、《霊炎》に加えて《炉の小悪魔》が登場し、生存率は下がっています。
しかし今回はタフネス2。また以前よりも地上を固めやすいため、5マナはコモンにしてはお買い得だと思います。
今後のリミテッドでも、かなり攻防に重宝しそうです。
《スレイベンの破滅預言者》+《悪魔の長帷子》でパワー・タフネスを上げてやると、ゲームエンド級のクリーチャーになりますねw
あと環境的には、以前より除去が多くなり、またトークンを増やすカードも増えました。
そのためノーガードの殴り合いよりも、クリーチャー同士の相打ちが多発しそうです。
そしてもしその環境のままなら、《死者の呪文書》の威力はさらに増すでしょう。
ただし、シールドでは装備品や《電位式巨大戦車》が無双する場面もよく見かけますし、メインに《古えの遺恨》《松明の悪鬼》もよくみられる光景になりそうですね。そうなるとアーティファクトをフィニッシャーに据える場合は、メインでも注意したほうがいいかもしれません。
あ、そういえばこのデッキは41枚になってますね。
個人的には《獄庫》を抜いて40枚にしたいです。
次回は2日目を分析してみたいと思います。
また次回お会いしましょう。
みなさん、闇の隆盛買いましたか?
私は正直まだ買う気がないです。欲しいのはコモン・アンコモンばかりですし。
ただ《イニストラードの君主、ソリン》と《高原の狩りの達人》は4枚欲しいかな。
それ以外はEDH的に1枚ずつって感じ。
ただ、リミテッド的にはそうはいかないです。
なんたってGPまでもうすぐなんですから。今週末からバシバシとドラフト・シールドの練習します。
MOはプレリが出発前日、発売日は間に合わないという事態なので、リアルでの練習しかできないのが残念なところ。
ICA 闇の隆盛プレリリースカバレッジ
http://www.icacup.com/modules/blog/index.php?cid=48
で、今回は私がカバレッジを担当したICAのプレリより、全勝デッキ4つを個人的に研究。
環境初期だったり、サイドボードが不明な点もありますが、全勝しているのには何らかの理由があるはずです。
何か学べることがあることを期待して、デッキを見ていきましょう。
『赤黒』
by チバ アキオ
闇の隆盛プレリリーストーナメント 1日目 4-0
≪メインデッキ:40≫
【土地:17】
8《山/Mountain》
8《沼/Swamp》
1《進化する未開地/Evolving Wilds》
【クリーチャー:15】
1《チフス鼠/Typhoid Rats》
2《炉の小悪魔/Forge Devil》
2《名門のグール/Highborn Ghoul》
2《スカースダグの剥ぎ取り/Skirsdag Flayer》
1《エルドワルの切り裂き魔/Erdwal Ripper》
1《金切り声のコウモリ/Screeching Bat》
1《残忍な峰狼/Feral Ridgewolf》
1《マルコフの刃の達人/Markov Blademaster》
1《影の悪鬼/Fiend of the Shadows》
1《燃え投げの小悪魔/Pitchburn Devils》
1《モークラットのバンシー/Morkrut Banshee》
1《マルコフの大将軍/Markov Warlord》
【その他:8】
1《銀の象眼の短刀/Silver-Inlaid Dagger》
1《噛み傷への興奮/Furor of the Bitten》
1《死せざる邪悪/Undying Evil》
1《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
1《収穫の火/Harvest Pyre》
1《死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold》
1《血の抗争/Blood Feud》
http://www.icacup.com/modules/blog/details.php?bid=269
チバさんのデッキを見てまず気が付くのは、除去の豊富さです。
このデッキでは、《収穫の火》《血の抗争》に加え、《炉の小悪魔》と《スカースダグの剥ぎ取り》が2枚ずつ、さらに《燃え投げの小悪魔》《モークラットのバンシー》まであります。
さらにレアには《死の支配の呪い》もあり、環境に多く存在するタフネス1のクリーチャーや、人間トークン、スピリットトークンを薙ぎ払うことができます。
これら多くの除去があれば、《エルドワルの切り裂き魔》や《マルコフの刃の達人》の攻撃が通りやすくなるということですね。
パワーを上げる《銀の象眼の短刀》や《噛み傷への興奮》は、二段攻撃持ちの《マルコフの刃の達人》や、威嚇持ちの《名門のグール》につけるのがいいでしょう。
除去の半数がクリーチャーの能力であるという点は、《死せざる邪悪》との相性も良いことを意味しています。
特に《スカースダグの剥ぎ取り》との相性はすばらしいですね。
赤黒という攻撃的なデッキながら、しっかりとシナジーが備わっています。デッキが強いわけですね。
続いては、同じく1日目で見事4-0したデッキを見てみましょう。
『白黒』
by ツマキ コウスケ
闇の隆盛プレリリーストーナメント 1日目 4-0
≪メインデッキ:40≫
【土地:17】
8《平地/Plains》
8《沼/Swamp》
1《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto》
【クリーチャー:14】
1《教区の勇者/Champion of the Parish》
1《チフス鼠/Typhoid Rats》
1《宿命の旅人/Doomed Traveler》
1《忠実な聖戦士/Loyal Cathar》
1《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》
1《スレイベンの破滅預言者/Thraben Doomsayer》
1《礼拝堂の霊/Chapel Geist》
1《修道院のグリフィン/Abbey Griffin》
1《スレイベンの歩哨/Thraben Sentry》
1《血統の守り手/Bloodline Keeper》
1《遠沼の骨投げ/Farbog Boneflinger》
2《銀爪のグリフィン/Silverclaw Griffin》
1《血の贈与の悪魔/Bloodgift Demon》
【その他:10】
1《死の重み/Dead Weight》
1《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
1《アヴァシンの仮面/Mask of Avacyn》
1《獄庫/Helvault》
1《壁の守部/Warden of the Wall》
1《叱責/Rebuke》
1《飢えへの貢ぎ物/Tribute to Hunger》
1《死者の呪文書/Grimoire of the Dead》
1《悪魔の長帷子/Demonmail Hauberk》
1《死の愛撫/Death’s Caress》
http://www.icacup.com/modules/blog/details.php?bid=270
レア6枚という、典型的なシールド全勝デッキですね。
さらに除去も7枚、《獄庫》も入れれば8枚と豊富です。
《教区の勇者》+《スレイベンの破滅預言者》というレアコンボや、単体での性能が強い《血統の守り手》《血の贈与の悪魔》が揃っています。
しかも《ゆらめく岩屋》でダブルシンボルも安心ときてます。
《ゆらめく岩屋》は今後人気の上がるカードと考えている1枚です。
これ1枚で友好・対抗色のフラッシュバック・コストが楽に払えるようになったり、白黒のような共にダブルシンボルが多い色がやりやすくなります。
白黒は《未練ある魂》で人気が上がる色になりそうなので、ドラフトでピックするときは《ゆらめく岩屋》の存在を意識してみてもいいのではないでしょうか?
レア以外のクリーチャーでは《銀爪のグリフィン》がなかなか強そうですね。
5マナと重めですが、軽い除去やトークンを生産するカードがあるため、十分間に合うでしょう。
それ以上に飛行でパワー3の先制攻撃というのがヤバいです。今までは《声無き霊魂》がいましたが、《霊炎》に加えて《炉の小悪魔》が登場し、生存率は下がっています。
しかし今回はタフネス2。また以前よりも地上を固めやすいため、5マナはコモンにしてはお買い得だと思います。
今後のリミテッドでも、かなり攻防に重宝しそうです。
《スレイベンの破滅預言者》+《悪魔の長帷子》でパワー・タフネスを上げてやると、ゲームエンド級のクリーチャーになりますねw
あと環境的には、以前より除去が多くなり、またトークンを増やすカードも増えました。
そのためノーガードの殴り合いよりも、クリーチャー同士の相打ちが多発しそうです。
そしてもしその環境のままなら、《死者の呪文書》の威力はさらに増すでしょう。
ただし、シールドでは装備品や《電位式巨大戦車》が無双する場面もよく見かけますし、メインに《古えの遺恨》《松明の悪鬼》もよくみられる光景になりそうですね。そうなるとアーティファクトをフィニッシャーに据える場合は、メインでも注意したほうがいいかもしれません。
あ、そういえばこのデッキは41枚になってますね。
個人的には《獄庫》を抜いて40枚にしたいです。
次回は2日目を分析してみたいと思います。
また次回お会いしましょう。
コメント