どうも、tzwです。
なんかDNで騒いでると思ったら、禁止改訂があったようですね。
来年の話とはいえ、禁止改訂の次期は非常にワクワクしてしまいます。

モダンの禁止改訂は、私自身直接関係のある話ではありませんが、この措置によってどのような環境に変化するのでしょうか?
個人的には、《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower(LRW)》が増えるのではないかと思ってますが、あれこそ《罰する火/Punishing Fire(CMD)》耐性の高いデッキだったので、あまり存在価値が上がらないかもしれませんね。
それ以上に、《シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast(NPH)》コンボデッキが流行りそう。あれは禁止改訂前でも一大勢力を作っていたみたいですし、今回まったくダメージを受けてないので。それ以上に《罰する火》が無くなって、《シルヴォクののけ者、メリーラ》の除去耐性が上がったとも言える。
来年のモダンがどうなるか、そして禁止前の大きなモダン大会であるファイナルズの行方はどうなるのでしょうか?





しかし私はISDドラフトする。

とりあえずピック譜はいつも通りRare Draftにて。
http://www.raredraft.com/watch?d=31rez

1-1 《モークラットのバンシー》。レアは残念。テンポ環境という事もあり、陰鬱の評価が下がっているためあまり好きではないが、この中では一番強いのでピック。ダブルシンボルを嫌うなら《金切り声のコウモリ》《深夜の出没》なんだけど。

1-2 《暗茂みの狼》。とりあえず2マナ万歳。

1-3 《蜘蛛の発生》。カラー的に発掘方向もありかもと思ってピック。他に取りたいものはそんなにないし。しかしその後、これがフィニッシャーの一角になるとは…。

1-4 《黴墓の大怪物》。正直無駄ピック。発掘を狙うなら《熟慮》で良かった。また緑白アグロへの路線変更なら《銀筋毛の狐》。

1-5 《旅行者の護符》。多色サポート。取れるタイミングがあるなら積極的に取りたい。

1-6 《蜘蛛の掌握》。コンバットトリック。デッキカラー的に飛行に弱くなりそうなため、1枚押さえておきたい。

1-7 《マルコフの上流階級》。このときはまだ緑黒アグロも模索していたので、軽いほうをピック。ドレッジでも序盤のライフゲイン&壁役として期待。

1-8 《根囲い》。これを見たところでドレッジ路線へ一気にシフト。できれば複数枚欲しい。

1-9 《金切り声のコウモリ》。ドレッジをやるなら、生物の枚数がほしいので。しかしこれは正直ピックミス。ドレッジをやるなら《記憶の旅》のほうが優先度が高い。

1-10 《グール呼びの鈴》。こういうカードを使えるのが発掘のいいところ。複数枚取れることを期待。

1-11 《脳ゾウムシ》

1-12 《血まみれの書の呪い》

1-13 《森林の捜索者》

1-14 《荘園の骸骨》

1-15 《山》



2-1 《禁忌の錬金術》。とにかく掘れる。発掘において、こういうカードは得点高いです。

2-2 《捕食》。《夜の犠牲》と迷ったが、発掘では黒はタッチカラーになりやすいので。

2-3 《エストワルドの村人》。《骨までの齧りつき》が一周することを願って…。

2-4 《セルホフの密教信者》。ドレッジの基本クリーチャー。《瀬戸際からの帰還》も強いが、必須ではないと思う。まずは掘るカードをたくさん取りたい。レアは一周して来たら取る程度で。

2-5 《待ち伏せのバイパー》。除去となるし、《蜘蛛の発生》のタネになる。

2-6 《迫り来る復興》。アドバンテージカード。主に除去や土地の回収がお仕事。

2-7 《縫い合わせのドレイク》。飛行戦力も欲しいところ。

2-8 《夢のよじれ》。《要塞ガニ》と迷ったが、掘るカード優先で。でもここはブロッカーとして優秀なカニのほうがよかったか。

2-9 《チフス鼠》。ミスピック。黒はタッチカラーなので、おそらく使わない。ここは《帰化》か、アンチカードの《忘却の呪い》カットが正解か。

2-10 《腐敗した沼蛇》。ここは《交差路の吸血鬼》カットで良かったと思う。蛇なんてそうそう使わない。

2-11 《チフス鼠》。ミスピック3連打。カットに回るべし。よって取るのは《夜鳥の手中》が正解ではなかろうか。

2-12 《その場しのぎのやっかいもの》

2-13 《脳ゾウムシ》

2-14 《地下室の扉》

2-15 《島》



3-1 《待ち伏せのバイパー》。ぶっちゃけ欲しいものがこれくらいしかない。

3-2 《瀬戸際からの帰還》。また見たので取ってみたけど、正直《月鷺》で良かったような気がする。

3-3 《錯乱した助手》。貴重なライブラリーを掘るカード兼マナブースト。《骨塚のワーム》が返ってくることに期待。

3-4 《神聖なる報い》。《骨までの齧りつき》が欲しかったが、せっかく並べたトークンが一掃されてはシャレにならん。よってカット。

3-5 《研究室の偏執狂》。このデッキならワンチャンある。…そしてこれで一回だけ勝ちましたw

3-6 《暗茂みの狼》。序盤を耐え、チャンスがあれば序盤から仕掛けられる優良2マナクリーチャー。

3-7 《猛火の松明》。一応除去も。無色なのは偉い。次点で《死の重み》《片目のカカシ》。

3-8 《古えの遺恨》。正直謎ピック。ここは《死体の突進》でしょうが!

3-9 《夢のよじれ》。これで掘るカードは大体揃ったかな?本当は《セルホフの密教信者》がもっとほしかったが。

3-10 《グール呼びの鈴》。ここで鈴2枚目が無事一周されました。これはうれしい。

3-11 《墓所の茨》。ナイスブロッカー。

3-12 《骨までの齧りつき》。無事一周してきました。これがないと積んでた。

3-13 《とがった三つ叉》。カット。

3-14 《幻月》。《帰化》が結局取れなかったので、ワンチャンサイド要員。

3-15 《島》

というわけで、今回は前回のドラフトで煮え湯を飲まされた発掘デッキです。
初めてピック&構築したので、失敗だらけのドラフトになってしまいました。
《根囲い/Mulch(ISD)》が1枚しか見れなかったとか、《骨までの齧りつき/Gnaw to the Bone(ISD)》の点数を低く見過ぎていたのが失敗でしょうか。
《骨までの齧りつき》が2枚取れていれば、それだけでも全然違うのでしょうが…。
あと《セルホフの密教信者/Selhoff Occultist(ISD)》も2枚目欲しかった…。でも道中もそんなに見てないんだよなぁ…。

デッキはこんな感じ。
≪メインデッキ:40≫

8《森/Forest(ISD)》
6《島/Island(ISD)》
2《沼/Swamp(ISD)》

1《錯乱した助手/Deranged Assistant(ISD)》
2《待ち伏せのバイパー/Ambush Viper(ISD)》
2《暗茂みの狼/Darkthicket Wolf(ISD)》
1《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac(ISD)》
1《墓所の茨/Grave Bramble(ISD)》
1《縫い合わせのドレイク/Stitched Drake(ISD)》
1《セルホフの密教信者/Selhoff Occultist(ISD)》
1《エストワルドの村人/Villagers of Estwald(ISD)》
1《その場しのぎのやっかいもの/Makeshift Mauler(ISD)》
1《森林の捜索者/Woodland Sleuth(ISD)》
1《脳ゾウムシ/Brain Weevil(ISD)》

1《夢のよじれ/Dream Twist(ISD)》
1《旅行者の護符/Traveler’s Amulet(ISD)》
1《猛火の松明/Blazing Torch(ISD)》
1《捕食/Prey Upon(ISD)》
2《グール呼びの鈴/Ghoulcaller’s Bell(ISD)》
1《根囲い/Mulch(ISD)》
1《骨までの齧りつき/Gnaw to the Bone(ISD)》
1《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy(ISD)》
1《蜘蛛の発生/Spider Spawning(ISD)》
1《迫り来る復興/Creeping Renaissance(ISD)》


≪サイドボード:21≫
1《神聖なる報い/Divine Reckoning(ISD)》
1《幻月/Paraselene(ISD)》
1《夢のよじれ/Dream Twist(ISD)》
1《瀬戸際からの帰還/Back from the Brink(ISD)》
1《血まみれの書の呪い/Curse of the Bloody Tome(ISD)》
1《モークラットのバンシー/Morkrut Banshee(ISD)》
1《金切り声のコウモリ/Screeching Bat(ISD)》
1《荘園の骸骨/Manor Skeleton(ISD)》
1《脳ゾウムシ/Brain Weevil(ISD)》
2《チフス鼠/Typhoid Rats(ISD)》
1《マルコフの上流階級/Markov Patrician(ISD)》
1《腐敗した沼蛇/Rotting Fensnake(ISD)》
1《古えの遺恨/Ancient Grudge(ISD)》
1《黴墓の大怪物/Moldgraf Monstrosity(ISD)》
1《蜘蛛の掌握/Spidery Grasp(ISD)》
1《とがった三つ叉/Sharpened Pitchfork(ISD)》
1《地下室の扉/Cellar Door(ISD)》
2《島/Island(ISD)》
1《山/Mountain(ISD)》

《迫り来る復興/Creeping Renaissance(ISD)》のおかげで、デッキが少し引き締まった気がする。
でも生物の数と質は最悪。本当に《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac(ISD)》勝利を目指さないとならないかもしれない。



第一回戦:白青アグロ+《瀬戸際からの帰還/Back from the Brink(ISD)》 ×○×

Game1:土地1枚だが、《グール呼びの鈴/Ghoulcaller’s Bell(ISD)》と2マナ生物が複数あったのでキープ。しかし鈴が土地を落として、3マナ以上の生物をドローさせ続ける。一方相手は順調に生物を並べビートダウン。5ターン土地が引けなかったのでさすがに投了。

Game2:無事1ターン目に《鈴》を置き、相手が土地4枚で止まっているところをさらに掘り進める。相手のフライヤーに殴られ続けてピンチになるが、《骨までの齧りつき》《蜘蛛の発生》で時間を稼ぎ、ライブラリー残り2枚で《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac(ISD)》をキャスト!墓地には《夢のよじれ》もある。そして相手投了。
まさか本当にライブラリーアウト勝ちしてしまうとは…。

Game3:こちら色事故。デッキに入っている沼2枚を引き当てるが、島が一枚もない。手札の青いカード3枚が全部腐る。
一方相手は2ターン目から順調に展開。《スレイベンの歩哨/Thraben Sentry(ISD)》+《縫い師の見習い/Stitcher’s Apprentice(ISD)》の猛攻に耐えきれず敗北。

0-1



というわけで、事故もありましたが一没です。
Game1はマリガンすべきだったのかな?でも土地1枚が引ければハンドの《根囲い》から生物を展開できたので、運が悪かっただけだと思います。
Game3は仕方ない。生物の枚数も少ないし、除去も少ないから、《スレイベンの民兵/Thraben Militia(ISD)》のような大きなクリーチャーが止められないんだよね。しかも《幽体の飛行/Spectral Flight(ISD)》までされたし。

初めての発掘は最悪の結果でしたが、デッキ自体は面白いものでした。
あまりこういうデッキを組む傾向は私にはないのですが、ドラフトのピックの幅を広げるという目的として、こういうデッキを練習しておくことも大事だと思います。
また次回頑張ります。

それでは、またどこかでお会いしましょう。

コメント

こりん
2011年12月21日0:40

>>モダン
残念、ドラン()
ストームが強くてZOO以外(青くないデッキ)のビートは死滅してます。
いうて3月には炎の中の過去が禁止になります。

TZW@LABO
2011年12月21日0:48

>こりんさん

ほう、ストームが強いのか。環境よくわからんからな。
でもZOOからナカティルとれば、ナヤカラーにしなくてもビートが組めるようになるんじゃないかなと思ってます。
ドランにすればハンデス積めるし、何とかならないかね?

ストームや《集団意識/Hive Mind(M10)》は、自分にはコンボパーツを揃えつつストームを稼ぐ自身が無い…orz

とりあえずファイナルズでどうなるか見てみたいものです。

Lich
2011年12月21日9:19

現時点でややハンデス寄りになってきてるからストームはどうだろうね。
回れば強いのはコンボデッキだから当然だけど。
でもまぁマナ加速スペルが多数ある環境での《炎の中の過去》は禁止されても仕方ないレベル。

TZW@LABO
2011年12月21日21:47

>Lichさん
とはいえ、ここまでコンボデッキを駆逐していくと、本当に殴るだけの環境になりそうで怖い。
もっとコントロール頑張れよ!

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