どうも、TZWです。


今日、札幌にて行われたGPT広島のレポをお送りする前に一言。

yasuさん、ご結婚おめでとうございます。
今度披露宴の写真見せてください。



というわけで、めでたい話から始まる今回のレポ。
今日は台風の影響もあって交通機関が一時ストップ。参加できなかった方もいらっしゃる様子です。
しかし、蓋を開けてみれば参加者33名となり、なんと3バイ獲得枠は2名に!
やはり現環境最後の大一番、みんな張り切っているようです。
函館や旭川といった遠いところからの参加者もいらっしゃいましたね。その割にはよく見る方も多かったですがw

さて、現環境のスタンダード最後のビックイベント。使うデッキはもちろん…と言いたいところですが、今回はデッキが違いますよー。

『Phantasmal Architect(通称ヴァラクート)』

【メインデッキ:60】

20《島/Island》
2《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》

4《幻影の熊/Phantasmal Bear(M12)》
4《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》
4《非実在の王/Lord of the Unreal(M12)》
1《宝物の魔道士/Treasure Mage(MBS)》
4《大建築家/Grand Architect(SOM)》
2《溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore(SOM)》
4《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph(NPH)》
2《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》

4《定業/Preordain(M11)》
3《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
3《マナ漏出/Mana Leak(M12)》
3《四肢切断/Dismember(NPH)》


【サイドボード:15】

3《精神的つまづき/Mental Misstep(NPH)》
3《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》
3《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》
3《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》
3《瞬間凍結/Flashfreeze(M12)》

日本語公式に紹介されていたデッキリストを見て、是非一度使ってみたいと思っていたデッキです。
ちょうどヴァラクートでなかなか勝ちきれず、ほかのデッキを試してみたかった時期だったので、使ってみました。

なお、メインデッキの土地は22枚と少な目ですが、これはぶっちゃけミスですw
オリジナルでは《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》が4枚入っており、これにより土地を切り詰めていましたが、正直必要性があまり感じられなかったので解雇。代わりに除去を投入しました。
しかし、デッキ登録の時に土地の枚数を増やすのを忘れたまま登録。結果、想定よりも土地の枚数が2枚ほど少ないデッキとなってしまいました。おかげで土地が3枚ほどで止まるゲームもちらほら。でもなぜか土地が8枚くらい並ぶゲームも多かったです。何故?

デッキの方針としては、イリュージョンクリーチャーによるビートダウンと、8枚ロード+8クローンによる全体強化によって押し切るデッキです。
結構ぶっぱデッキのようにも見えますが、要所要所でカウンターによる戦線維持が必要となるので、結構考えることも多いです。
《大建築家》による、《溶鉄の尾のマスティコア》《ワームとぐろエンジン》の高速召喚も可能で、ビートダウンデッキ相手ならこれで簡単に戦場を制圧可能です。
特に《大建築家》と《溶鉄の尾のマスティコア》の相性は良く、例えば青マナでマスティコアを青くすれば、自身をタップして射撃能力や再生能力に必要なマナを捻出することができます。

サイドボードは主に苦手とする赤単系を意識。
特に《精神的つまづき》は赤単の1ターン目《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(M12)》をシャットアウトします。黒系デッキの《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》対策にも使えますね。
《蒸気の絡みつき》は対高速ビート用の追加除去。赤単相手なら《四肢切断》と交換ですね。同様の理由で《漸増爆弾》ですが、これは《機を見た援軍/Timely Reinforcements(M12)》のトークン除去用としても使う予定でした。
《倦怠の宝珠》はヴァラクート、そして最近勢力を増している《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》デッキ対策として。
《瞬間凍結》は緑系デッキにはもうおなじみですね。


ちなみにGPT広島 in 札幌のメタゲームはこんな感じ。
4:赤単
4:青黒コントロール
3:黒単コントロール
3:青白カウブレード
3:青赤双子コンボ
3:緑白ビートダウン(純正ビート1、《出産の殻》入り1、タッチ黒1)
2:《鍛えられた鋼》(白単1、青白1)
2:緑赤ヴァラクート
2:緑白青《出産の殻》
1:赤白上陸ボロス
1:黒赤吸血鬼
1:緑赤白同盟者
1:赤白ビックマナ
1:青黒t白コントロール
1:白単装備ビートダウン
1:青単イリュージョン

一番手が赤単と青黒、二番手に黒コンとカウブレ、双子、緑白系ビートダウンと続いています。
意外と殻デッキや鋼デッキは少なかった様子。そして青単イリュージョンは私だけ!公式で紹介されたから、もう一人くらいいるかなーと期待したんだが…。

てか、黒系多すぎるだろ。



予選ラウンド(6回戦)

第一回戦:座席を与えられなかったので、メタ分布をチェックする簡単なお仕事 ○○
第二回戦:赤単バーン ××
第三回戦:青白カウブレード ×○○
第四回戦:緑白ビートダウン ○○
第五回戦:青黒コントロール ○×△
第六回戦:青白カウブレード ○××

というわけで、3-2-1で10点。13位で予選落ちでした。
予想以上に赤単が辛い。カウンターじゃ全然追いつけないね。複数並んだ《チャンドラのフェニックス/Chandra’s Phoenix(M12)》のクロックが非常に強烈でした。
青系デッキとの敗戦は、クローン系クリーチャーばかり引いて、コピー先のクリーチャーがまったく場に出られなかったことが敗因。
青黒はクリーチャー数が少ないし、カウブレは《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》に変身してもうまみ無いしなぁ。
あとやっぱり土地少なすぎて困るシーン多かった。いくら大建築家いても22枚はないわー。


そんなわけで、やりなおすとしたらこうするかな?

『ヴァラクート』

【メインデッキ:60】

20《島/Island》
3《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》

4《幻影の熊/Phantasmal Bear(M12)》
4《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》
4《非実在の王/Lord of the Unreal(M12)》
4《大建築家/Grand Architect(SOM)》
1《溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore(SOM)》
4《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph(NPH)》
2《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》

1《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》

3《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
4《定業/Preordain(M11)》
3《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
3《マナ漏出/Mana Leak(M12)》


【サイドボード:15】

3《精神的つまづき/Mental Misstep(NPH)》
3―――なんか適当な除去を―――
3《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》
3《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》
3《瞬間凍結/Flashfreeze(M12)》

そういや《殴打頭蓋》さん忘れてた。
コントロール意識するなら《溶鉄の尾のマスティコア》よりバタースカルだね。《四肢切断》的な意味でも。
《ファイレクシアの変形者》のコピー先としても優秀ですよ。

ただ、赤単が多い地域では使用しないほうがいいデッキですね。
使用の際には細心の注意を払うべきでしょう。



そんな感じです。
次回の大会は10月上旬のGPT広島×2の予感。
イニストラード入っているので、新しいデッキ組みたいですね!

それでは、またどこかの大会でお会いしましょう!

コメント

瀬奈葵
2011年9月4日23:50

このデッキ使ってみたかったので、レシピ参考にしてみますね~

Lich
2011年9月5日10:58

お疲れ様でした。
ところで俺のデッキは分布のどれに相当してるんですかね?w

hiro
2011年9月5日11:55

大会参加お疲れさまでした。
それと、ヴァラクートのご指南ありがとうございました。

TZW@LABO
2011年9月5日23:14

>瀬奈葵さん
どうぞどうぞ。ただ、黒系の多い室蘭で活躍できるかは不明ですが。

>Lichさん
ベスト8乙です。一応黒コンに分類した。スモポが墓地にあったの見たからそういうデッキだろうとは思っていたけど。

>hiroさん
乙です。もっとヴァラクートに早く出会っていれば…。

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