どうも、tzwです。
今回は前の続きで、日本選手権2011でのドラフトについてです。
M12のドラフトについては、発売日が本番の前日ということだけあって、あまり練習できていない人も多かったようです。
私は…まあほかの人よりは比較的多いほうかもしれませんが、『最強デッキ出来た!』ってほどのデッキを作れたためしがありません。
また、各カードの点数も十分に把握していませんし、知らないコンボやシナジーもあるでしょう。
基本セットドラフトはTKPだって言われるけど、コモンやアンコモンでも結構戦えるアーキタイプもあるから、まあそこは腕の見せ所ってことでしょう。
まあ、何がともあれいいレアがあるならピックしたいところです。
まずは当日に日記にも書きました、黒t白オーラ+ゾンビデッキから。
ピックについては当日の日記をご覧ください。
と言ってもかなりうろ覚えですが。
ご覧のとおり、このデッキはほぼ黒単です。
基本的な戦術としては、まず1ターン目から《苛まれし魂/Tormented Soul(M12)》で攻撃を始めます。
この環境で1ターン目にプレイできるクリーチャーはいくつかいますが、その中でも《苛まれし魂/Tormented Soul(M12)》と《ゴブリンの投火師/Goblin Fireslinger(M12)》はM12の2大1マナコモンクリーチャーでしょう。
この《苛まれし魂/Tormented Soul(M12)》は最序盤から攻撃を仕掛けることができ、狂喜クリーチャーの種になります。また《闇の好意/Dark Favor(M12)》のようなパワーを上げるオーラとの相性が良く、アンブロッカブルなのでパワー分のダメージを毎ターン与えることができます。
このデッキでは1ターン目《苛まれし魂/Tormented Soul(M12)》⇒2ターン目《闇の好意/Dark Favor(M12)》という高速プランがあり、対戦相手はこの1マナ1/1クリーチャーに対処せざるを得ないでしょう。
しかし、このデッキの弱点もそこにあると考えます。それがオーラ特有の弱点であるアドバンテージ損失です。オーラプレイ時に除去を合わせられると自動的に1対2交換をとられてしまうため、強化オーラを使用するときはタイミングを見計らったほうがいいかもしれません。一応オーラを回収できる《オーラ術師/Auramancer(M12)》や、タフネスを高める《カイトシールド/Kite Shield(M12)》もあるため、ある程度のバックアップは可能ですが、やはり除去されるとキツイことには変わりありません。アドバンテージをとりにくい構成のデッキなので、やはり盤面と相手のハンドと相談しながらプレイする必要があると思います。
また、《夜の子/Child of Night(M12)》はどちらかというとタフネスを高めるカードと相性がいいです。《カイトシールド/Kite Shield(M12)》《神聖なる好意/Divine Favor(M12)》なんかと組み合わせるといいでしょう。アグロ環境なので、絆魂持ちのクリーチャーは評価高めで見ていいと思います。
もっと取りたかったなぁ…《夜の子/Child of Night(M12)》。
序盤である程度ダメージを与えたら、次は粘り強く戦います。
その軸となるのがゾンビ軍団。
《墓地を刈り取るもの/Cemetery Reaper(M12)》は練習でもよく見かけたような気がしますが、非常に強力なクリーチャーです。毎ターントークンを作るだけではなく、相手の墓地のクリーチャーを取り除くため、相手の《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》を腐らせることにも使えます。
また《復讐に燃えたファラオ/Vengeful Pharaoh(M12)》はこのデッキでは単純に強力なファッティとして採用しています。残念ながら相方の《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M12)》はこのデッキに入りませんが、単純に強いカードです。相手の《精神腐敗/Mind Rot(M12)》すらメリットになり得ますし、除去されてもまた戻ってきます…相手のクリーチャーを道連れにしてね。
そしてこのデッキのカギとなる《墓への呼び声/Call to the Grave(M12)》。これと適当なゾンビがいれば、相手は毎ターンクリーチャーが1対づつ消えていくことになります。
こちらのゾンビ以外のクリーチャーも破壊されてしまうのはデメリットとなりますが、相手のほうが被害の大きい《審判の日/Day of Judgment(M12)》と考えると、非常に強力です。うまくいけばロック状態に抑え込むことすら可能ですしね。
で、実際のゲームは…
【1日目:構築は3-1】
第五回戦:白黒《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(M12)》 ○×○
4-1
第六回戦:黒赤《ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon(M12)》《ソリンの復讐/Sorin’s Vengeance(M12)》 ××
4-2
第七回戦:緑青 ×○○
5-2
1日目のドラフトは2-1で勝ち越し。
基本的には《苛まれし魂/Tormented Soul(M12)》ビートダウンが中心だったが、最終戦では《墓への呼び声/Call to the Grave(M12)》ロックも決まって勝った。
二日目は1-1で《精神の制御/Mind Control(M12)》から入り、白のビートダウンも意識したピックを始める。
2-1で《正義の執政官/Archon of Justice(M12)》が取れたので、青白フライヤービートへ。軽めのフライヤーや装備品を集めてデッキ完成。
《珊瑚マーフォーク/Coral Merfolk(M12)》のようなスペックの低いカードが入っていたり、グリフィン2体に対して《グリフィンの乗り手/Griffin Rider(M12)》が2枚と不安要素だらけなデッキになってしまった。
シナジーやコンボは特になく、除去らしい除去もない。はっきり言って失敗デッキですね。
第八回戦:青黒《ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon(M12)》×2 ××
5-3
第九回戦:白赤 ○○
6-3
第十回戦:青黒《ヴァーズゴスの血王/Bloodlord of Vaasgoth(M12)》《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》 ××
6-4
二日目ドラフトは1-2と負け越し。
正直0-3を覚悟していたが、相手の事故にも助けられて1勝を確保。
しかし4敗したことでベスト8は不可能に。マネーフィニッシュなら全勝縛りなため、この後の構築に臨むが、前回の日記に合った通り、第十一回戦で負けて6-5となったためドロップしました。
あれだけドラフト練習をしても、なかなか勝てないのが難しいところ。
次回はサイドイベントやホテルでのドラフトについて書きます。それでは!
今回は前の続きで、日本選手権2011でのドラフトについてです。
M12のドラフトについては、発売日が本番の前日ということだけあって、あまり練習できていない人も多かったようです。
私は…まあほかの人よりは比較的多いほうかもしれませんが、『最強デッキ出来た!』ってほどのデッキを作れたためしがありません。
また、各カードの点数も十分に把握していませんし、知らないコンボやシナジーもあるでしょう。
基本セットドラフトはTKPだって言われるけど、コモンやアンコモンでも結構戦えるアーキタイプもあるから、まあそこは腕の見せ所ってことでしょう。
まあ、何がともあれいいレアがあるならピックしたいところです。
まずは当日に日記にも書きました、黒t白オーラ+ゾンビデッキから。
『黒タッチ白ゾンビスペシャル、4/2アンブロッカブルを添えて。』
【土地:17】
10《沼/Swamp》
7《平地/Plains》
【クリーチャー:13】
3《苛まれし魂/Tormented Soul》
1《夜の子/Child of Night》
1《墓地を刈り取るもの/Cemetery Reaper》
1《オーラ術師/Auramancer》
2《血怒りの吸血鬼/Bloodrage Vampire》
2《出征路のグール/Warpath Ghoul》
1《ゾンビの大巨人/Zombie Goliath》
1《流浪のグリフィン/Peregrine Griffin》
1《復讐に燃えたファラオ/Vengeful Pharaoh》
【スペル:10】
1《カイトシールド/Kite Shield》
1《平和な心/Pacifism》
1《ソリンの渇き/Sorin’s Thirst》
1《破滅の刃/Doom Blade》
1《神聖なる好意/Divine Favor》
3《闇の好意/Dark Favor》
1《墓への呼び声/Call to the Grave》
1《ソリンの復讐/Sorin’s Vengeance》
ピックについては当日の日記をご覧ください。
と言ってもかなりうろ覚えですが。
ご覧のとおり、このデッキはほぼ黒単です。
基本的な戦術としては、まず1ターン目から《苛まれし魂/Tormented Soul(M12)》で攻撃を始めます。
この環境で1ターン目にプレイできるクリーチャーはいくつかいますが、その中でも《苛まれし魂/Tormented Soul(M12)》と《ゴブリンの投火師/Goblin Fireslinger(M12)》はM12の2大1マナコモンクリーチャーでしょう。
この《苛まれし魂/Tormented Soul(M12)》は最序盤から攻撃を仕掛けることができ、狂喜クリーチャーの種になります。また《闇の好意/Dark Favor(M12)》のようなパワーを上げるオーラとの相性が良く、アンブロッカブルなのでパワー分のダメージを毎ターン与えることができます。
このデッキでは1ターン目《苛まれし魂/Tormented Soul(M12)》⇒2ターン目《闇の好意/Dark Favor(M12)》という高速プランがあり、対戦相手はこの1マナ1/1クリーチャーに対処せざるを得ないでしょう。
しかし、このデッキの弱点もそこにあると考えます。それがオーラ特有の弱点であるアドバンテージ損失です。オーラプレイ時に除去を合わせられると自動的に1対2交換をとられてしまうため、強化オーラを使用するときはタイミングを見計らったほうがいいかもしれません。一応オーラを回収できる《オーラ術師/Auramancer(M12)》や、タフネスを高める《カイトシールド/Kite Shield(M12)》もあるため、ある程度のバックアップは可能ですが、やはり除去されるとキツイことには変わりありません。アドバンテージをとりにくい構成のデッキなので、やはり盤面と相手のハンドと相談しながらプレイする必要があると思います。
また、《夜の子/Child of Night(M12)》はどちらかというとタフネスを高めるカードと相性がいいです。《カイトシールド/Kite Shield(M12)》《神聖なる好意/Divine Favor(M12)》なんかと組み合わせるといいでしょう。アグロ環境なので、絆魂持ちのクリーチャーは評価高めで見ていいと思います。
もっと取りたかったなぁ…《夜の子/Child of Night(M12)》。
序盤である程度ダメージを与えたら、次は粘り強く戦います。
その軸となるのがゾンビ軍団。
《墓地を刈り取るもの/Cemetery Reaper(M12)》は練習でもよく見かけたような気がしますが、非常に強力なクリーチャーです。毎ターントークンを作るだけではなく、相手の墓地のクリーチャーを取り除くため、相手の《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》を腐らせることにも使えます。
また《復讐に燃えたファラオ/Vengeful Pharaoh(M12)》はこのデッキでは単純に強力なファッティとして採用しています。残念ながら相方の《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M12)》はこのデッキに入りませんが、単純に強いカードです。相手の《精神腐敗/Mind Rot(M12)》すらメリットになり得ますし、除去されてもまた戻ってきます…相手のクリーチャーを道連れにしてね。
そしてこのデッキのカギとなる《墓への呼び声/Call to the Grave(M12)》。これと適当なゾンビがいれば、相手は毎ターンクリーチャーが1対づつ消えていくことになります。
こちらのゾンビ以外のクリーチャーも破壊されてしまうのはデメリットとなりますが、相手のほうが被害の大きい《審判の日/Day of Judgment(M12)》と考えると、非常に強力です。うまくいけばロック状態に抑え込むことすら可能ですしね。
で、実際のゲームは…
【1日目:構築は3-1】
第五回戦:白黒《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(M12)》 ○×○
4-1
第六回戦:黒赤《ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon(M12)》《ソリンの復讐/Sorin’s Vengeance(M12)》 ××
4-2
第七回戦:緑青 ×○○
5-2
1日目のドラフトは2-1で勝ち越し。
基本的には《苛まれし魂/Tormented Soul(M12)》ビートダウンが中心だったが、最終戦では《墓への呼び声/Call to the Grave(M12)》ロックも決まって勝った。
二日目は1-1で《精神の制御/Mind Control(M12)》から入り、白のビートダウンも意識したピックを始める。
2-1で《正義の執政官/Archon of Justice(M12)》が取れたので、青白フライヤービートへ。軽めのフライヤーや装備品を集めてデッキ完成。
『青白フライヤーズ』
【土地:17】
9《島/Island》
7《平地/Plains》
1《氷河の城砦/Glacial Fortress(M12)》
【クリーチャー:14】
1《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M12)》
1《珊瑚マーフォーク/Coral Merfolk(M12)》
1《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus(M12)》
2《グリフィンの乗り手/Griffin Rider(M12)》
1《霊気の達人/AEther Adept(M12)》
1《グリフィンの歩哨/Griffin Sentinel(M12)》
1《空回りのドレイク/Skywinder Drake(M12)》
1《エイヴンの瞬翼/Aven Fleetwing(M12)》
1《アンフィンの殺し屋/Amphin Cutthroat(M12)》
1《流浪のグリフィン/Peregrine Griffin(M12)》
1《正義の執政官/Archon of Justice(M12)》
1《地割れのドレイク/Chasm Drake(M12)》
1《湾口の海蛇/Harbor Serpent(M12)》
【スペル:9】
1《歯止め/Stave Off(M12)》
1《啓蒙/Demystify(M12)》
1《力強い跳躍/Mighty Leap(M12)》
1《マナ漏出/Mana Leak(M12)》
1《移し変え/Redirect(M12)》
1《帝国の王冠/Crown of Empires(M12)》
1《大剣/Greatsword(M12)》
1《予言/Divination(M12)》
1《精神の制御/Mind Control(M12)》
【サイドボード】
1《予言/Divination(M12)》
1《啓蒙/Demystify(M12)》
1《練達の盗賊/Master Thief(M12)》
1《否認/Negate(M12)》
1《湾口の海蛇/Harbor Serpent(M12)》
1《瞬間凍結/Flashfreeze(M12)》
《珊瑚マーフォーク/Coral Merfolk(M12)》のようなスペックの低いカードが入っていたり、グリフィン2体に対して《グリフィンの乗り手/Griffin Rider(M12)》が2枚と不安要素だらけなデッキになってしまった。
シナジーやコンボは特になく、除去らしい除去もない。はっきり言って失敗デッキですね。
第八回戦:青黒《ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon(M12)》×2 ××
5-3
第九回戦:白赤 ○○
6-3
第十回戦:青黒《ヴァーズゴスの血王/Bloodlord of Vaasgoth(M12)》《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》 ××
6-4
二日目ドラフトは1-2と負け越し。
正直0-3を覚悟していたが、相手の事故にも助けられて1勝を確保。
しかし4敗したことでベスト8は不可能に。マネーフィニッシュなら全勝縛りなため、この後の構築に臨むが、前回の日記に合った通り、第十一回戦で負けて6-5となったためドロップしました。
あれだけドラフト練習をしても、なかなか勝てないのが難しいところ。
次回はサイドイベントやホテルでのドラフトについて書きます。それでは!
コメント
>ひ
ゾンビはええで~。早くこっちに来ちゃいなyo
早く人間とヤりたーい!