どうも、tzwです。
先ほどまでアホな記事ばっかり書いててすいません。



…だっていいネタだと思ったんだもん…



さて、M12プレビューサイトがアップされました。
カードギャラリーはまだ完全開放されていませんが、気になったカードについていくつか。
M12はちょうど日本選手権で使用可能なカードセットですし、それによるドラフトも行われるので、チェックしておかないとね。

ではまずは白から。



《雪花石の魔道士》アンコモン
2マナ2/1というビートで使える最低限のスペックを持ちつつ、マナを使用する起動型能力を持つウィザードのサイクルの白版。
白は絆魂だが、勝利に直結しにくい点が微妙。ただしフィニッシャーに能力を使用するととんでもないライフ差がつくので、ダメージレースを優位にすることができる。
青白フライヤーデッキを作るなら1枚あると便利。お手軽に《悪斬の天使/Baneslayer Angel》ができますよ。

《大石弓の精鋭》アンコモン
攻撃かブロックに参加しているクリーチャーに3点。これは非常に強力だ。
デメリットとしてアンタップ阻害があるが、2ターンに1回相手のクリーチャーが死ぬなら十分だろう。
こいつで1体ブロックして、他のクリーチャーに能力使用して1対2交換を取ったり、こいつでブロック&能力使用にてタフネス5のクリーチャーを倒せるというテクニックは基本なので、覚えておくように。
…ところで、先ほどから『おおいしゆみ』とキーボードを打つと、『大石由美』に変換されるのだが…誰?

《正義の執政官/Archon of Justice》レア:EVEより再録
似たような奴に《セラの天使/Serra Angel》がいるが、こいつは天使でも勝てない相手を葬り去ることが可能だ。
もちろん普通に5マナ4/4飛行と使っても強い。《大気の精霊/Air Elemental》が弱いリミテッドは無いですぜ。

《鎧の軍馬》コモン
《エルフの戦士/Elvish Warrior》が白になったら馬になったでござる。
これを使うなら白を濃くしないとならないが、2ターン目に出るタフネス3は攻防に便利。
ただリミテだと2ターン目に同色の土地が揃うとは限らないので、3マナ扱いとして計算したほうがいいかもしれない。

《突撃するグリフィン/Assault Griffin》コモン:M11より再録
おそらくこれが今回の白の基本フライヤー。
パワー3の飛行持ちは、対処されなければダメージレースで優位に立つ可能性すらあるので、フライヤーデッキを組むなら2枚くらいはほしい。

《オーラ術師/Auramancer》コモン:ODYより再録
名前に『オーラ』と入っているが、別にエンチャントなら何でもいい。
しかしリミテッドで破壊されるのは大抵オーラだから、ある意味間違っていないかも。
3マナ2/2とスペックも問題ない。オーラをメインに多く投入するなら1枚くらいあると便利か。

《神聖なる好意》コモン
フレイバーテキストに『従者ですら勇者となる』と書かれているが、《従者/Squire》に使用しても2/5の壁役ができるだけなので、過信しすぎないように。
メインアタッカーを死ににくくしたいときのために。

《先兵の精鋭/Elite Vanguard》アンコモン:M11より再録
序盤からライフを積極的に狙いに行くデッキを組むなら是非ほしい1枚。
M11環境でこいつの相方だった《歴戦の歩兵/Infantry Veteran》のようなクリーチャーが収録されれば、青白アグロが再び組めるかもしれない。

《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》神話レア:ROEより再録
『あなたはゲームに勝利する』

《ギデオンの報復者》レア
ギデオンシリーズその1。
ギデオンのプラス能力とシナジーを持っており、相手の場にクリーチャーがある程度並んでいれば、確実に打ち取るサイズになるだろう。
また、修正ではなくカウンターが乗るので、返しで大打撃を与えられるのもすごい。さすがレアといったところか。

《ギデオンの法の番人》コモン
ギデオンシリーズその2。現在アンコモンが欠番。
《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier(LRW)》と同じだが、ギデオンのマイナス能力とシナジーを形成する。
1マナのタッパーが弱いわけがない。初手取りもありうるカード。
なお、《ギデオンの報復者》ともシナジーを形成することもお忘れなく。

《グリフィンの乗り手》コモン
グリフィンをコントロールしていると、なんと2マナ4/4に化けるカード。
ちなみにM12には現段階で3体のグリフィンが存在し、しかもどれもコモンだ。
2ターン目にこれ、3ターン目に《グリフィンの歩哨/Griffin Sentinel》を出せばフィーバー間違いなしだ。
グリフィンを守るためにも、《カイトシールド》や《神聖なる好意》がほしいところ。

《グリフィンの歩哨/Griffin Sentinel》コモン:M10より再録
このサイズの飛行・警戒は結構便利。
ただしこれだけで勝とうとすると時間がかかり、相手に対処する時間を与えてしまうので、後続にもっと大きなフライヤーを用意したい。

《絆魂/Lifelink》コモン:M10より再録
能力は単純明快。しかしリミテッドでも使用するのはためらわれる。
クリーチャーと入れ替えたほうがいいだろう。

《力強い跳躍/Mighty Leap》コモン:M11より再録
バニラクリーチャーも空飛ぶ時代。攻撃にも防御にも便利です。
あなたがフライヤーで攻撃するとき、相手が平地を含む2マナを浮かせていたら注意したほうがいいでしょう。

《平和な心/Pacifism》コモン:M11より再録
白の基本除去カード。初手取り候補。
ただし起動型能力は防げないので注意。

《流浪のグリフィン》コモン
コモンにおいて貴重な飛行+タフネス4。
しかしコストの割に攻撃力が低めなので、あまり過信できなさそう。
逆に装備品やオーラによるバックアップが可能なら、一気にフィニッシャーに上り詰めるチャンスもあるってことだが。

《群れの護衛》コモン
能力持ちとはいえ、パワーのない壁はお呼びじゃない。

《セラの天使/Serra Angel》アンコモン:M11より再録
白系デッキの基本フィニッシャー。黒の除去やレアパワーには勝てないが、それさえ何とかなればこれ1枚で制空権どころかゲームを支配可能。
ダブルシンボルながら、初手取り候補。

《包囲マストドン/Siege Mastodon》コモン:M11より再録
アヴィトーラ将軍も継続して登場。

《霊魂のマントル》アンコモン
アンコモンにして強力オーラ登場。
プロテクション(クリーチャー)によって戦闘では無敵となり、さらにアンブロッカブルにもなる。
狂喜との相性はもちろんのこと、相手に戦闘ダメージを与えた時にボーナスを得るクリーチャーとの相性は抜群である。
現状では《狩人の眼識》くらいしかないが、続報に期待したい。

《歯止め》コモン
ライフを払わずに済む《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》。
ただしこちらは白マナが絶対必要で、プロテクション(アーティファクト)もつかない。
しかし基本セットでは今のところ強力なアーティファクトクリーチャーが存在しないので、そんなに気にならないだろう。
あと、地味に相手のクリーチャーに使用して、オーラをはがすことにも使えるのは《使徒の祝福》との差。



現状の白での構築ベスト5

1 《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
2 《ギデオンの法の番人》
3 《霊魂のマントル》
4 《ギデオンの報復者》
5 該当なし

まあぶっちゃけて言うと、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》1択なんだがw
しかし1マナのタッパーはビート相手に十分チャンスあるので、環境が許せば採用されるかも。



現状のリミテッドのコモンベスト5

1 《平和な心/Pacifism》
2 《ギデオンの法の番人》
3 《グリフィンの乗り手》
4 《突撃するグリフィン/Assault Griffin》
5 《力強い跳躍/Mighty Leap》

個人的にはタッパーのほうが好きなんだけど、安定性は鍋のほうが上ですね。
クリーチャーは殺されやすいし。
3位の《乗り手》と4位のグリフィンは順位が逆でもいいけど、コモンのグリフィンが多いという環境のため、結構活躍の場は多いと思っている。それに新カードだし、期待を込めての3位。
5位は《歯止め》と迷ったけど、フィニッシュにも使える強化系カードのほうが上かと。




そんなわけで。
可能なら青とかもやる。

コメント

メリー
2011年6月22日23:47

これは良記事!

コモンの評価が全く一緒ですねw

残りの色も期待しています!!

TZW@LABO
2011年6月24日2:39

>メリーさん
ありがとうございます!
正直カードの種類がまだ少ないので、正確な評価が下しにくいのですが、最後まで見ていただければ幸い。

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