どうも、tzwです。
今日は久々の月曜休みシフト。月曜日なのにゆっくり寝れるぜー!

昨日は札幌で、ファイナルズゲートウェイと統率者発売記念パーティーの抱き合わせイベントがあったので、ちょっくら車を飛ばしてきました。

デッキは赤単ゴブリン。
『Mono-Red Goblin 20110619』

【メインデッキ:60】
12《山/Mountain》
4《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M11)》
4《溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches(WWK)》
4《黒割れの崖/Blackcleave Cliffs(SOM)》

4《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
4《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder(SOM)》
4《燃えさし運び/Ember Hauler(M11)》
4《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain(M11)》
3《躁の蛮人/Manic Vandal(M11)》
2《オキシド峠の英雄/Hero of Oxid Ridge(MBS)》

2《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》

4《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
4《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》
1《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》
4《四肢切断/Dismember(NPH)》


【サイドボード:15】
2《圧壊/Crush(MBS)》
2《焼却/Combust(M11)》
2《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》
2《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》
2《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》
4《ヴァルショクの難民/Vulshok Refugee(NPH)》
1《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》

毎度のことで申し訳ないが、今回もサイドの練りこみが足りなくて結構適当な枚数です。

黒を足したのは相手の《ヴァルショクの難民/Vulshok Refugee(NPH)》《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》対策の《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》を入れたかったから。《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》なら火力や《四肢切断/Dismember(NPH)》で倒せない各種タイタンや《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》も処理可能という点は、赤単ではできない芸当。タフネス6出されたら負けと割り切るのもいいけど、可能な限りケアできるようにしておくのがtzw流(笑)の考え方。ただし《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》だけは勘弁な!そのために《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》入れておいたんですが。

最近人気の《燃え上がる憤怒の祭殿/Shrine of Burning Rage(NPH)》は採用しませんでした。書いてあることは強いのですが、メインからアーティファクト破壊を積んでるデッキが多いし、それ以前にクリーチャーメインの赤デッキとは相性が良くないと思ってます。生物出すのが優先のデッキで、序盤に置くと強い《祭殿》を置くタイミングなんてあるんでしょうか?赤単とはいえ、カウンターを貯めるのにもある程度時間がかかるし、そういうカードを「無色ダメージ強いから」「火歩き除去できる」という理由で無理に投入して、後半に出しても正直嬉しくないですね。能力起動コスト3マナも決して軽い物ではないので、行動が制約されやすいのも問題と考えます。一方、バーンデッキなら《祭殿》は非常に強力だと思ってますので、つまり、デッキの方向性の問題ってことです。

さっきの話に戻るけど、《祭殿》を採用しなかった分、プロテクション赤を処理しにくいため、タッチ黒のサイドボードになってます。
あとビート相手だと《四肢切断/Dismember(NPH)》のライフロスも結構痛いので、黒マナが払えるようにしておくと細かいライフ損失を防ぐこともできるのも強み。特に赤単ミラーではそういう配慮が勝敗につながりやすい、と考えています。


で、結果は…。


第一回戦 緑白石鍛冶+シャーマン ○○

G1は相手トリマリのため物量に差が出て勝利。
G2は相手1T《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic(ZEN)》で3T《アージェンタムの鎧/Argentum Armor(SOM)》出されたけど、手札に《圧壊/Crush(MBS)》あったので即破壊。これは《躁の蛮人/Manic Vandal(M11)》ではできない芸当ですね。あと《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M11)》出されたけど、今の環境には《四肢切断/Dismember(NPH)》があるので正直困らないね。手札になければ阿鼻叫喚んですがw


第二回戦:青白カウブレード by千葉神さん ○××

G1はゴブリンの物量で押し、さらにブロッカーも全部除去して勝利。
しかしG2・3とともに《神聖の力線/Leyline of Sanctity(M11)》で火力が腐り、頼みのゴブリンも《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》で封殺されて負け。白力線はヴァラクートが少なくなった最近ではあまり見ないけど、正直《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》よりもずっと辛い。今の赤単は《火歩き》を簡単に除去できますしね。あと《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》との相性は言うまでもないです。


第三回戦:黒赤吸血鬼 ××

G1・2共に土地が止まり、物量差で敗北。土地2枚しかないときに手札に《躁の蛮人/Manic Vandal(M11)》と《オキシド峠の英雄/Hero of Oxid Ridge(MBS)》が大量に来てた。無理。
それ以前に吸血鬼との相性が悪い。サイドに《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》入れたけど、吸血鬼が増えるようなら4枚目を検討してもいいと思う。
あと《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》増量も考えよう。直接ライフを狙う手段のある吸血鬼相手だと、《四肢切断/Dismember(NPH)》のライフルーズは非常に辛いです。


第四回戦:赤茶単増殖 ○○

G1は《躁の蛮人/Manic Vandal(M11)》を固め引きしたおかげで相手の《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》×2を破壊でき、相手が土地ばかり引いている隙にビート開始。相手ライフが9になったら、手札に貯めた《稲妻/Lightning Bolt(M11)》×3を撃って終了。
G2は《ヴァルショクの難民/Vulshok Refugee(NPH)》×2でビートするだけの簡単なお仕事。相手3Tに《ノーンの別館/Norn’s Annex(NPH)》出されたけど、それで4ライフルーズしてくれたおかげで逆に勝利に近づいたまである。割る手段も持ってたし。



そんなわけで2-2で13人中6位。課題多し。要検討。



で、終了後は統率者発売記念イベント。
正直こっちのほうがメインだったりするw

先着10名の10番目に滑り込み、もらったデッキは赤白青。どうやらこれが当たりらしい。あとプロモの大判カード《苦痛の芸術家、ニン》もゲット。でもこいつは青赤2色だから、今回は統率者として使用不可。面白い能力だから使いたかったんだけどなぁ。

ゲームは5人によるオールレンジゲーム。5人なんですごい時間がかかったけど、《暴動/Insurrection(ONS)》が速やかにゲームを終わらせてくれましたw

その後残ったメンバーで3人ゲーム。
こちらは30分で終了。ちなみに決め手は《企業秘密/Trade Secrets(ONS)》で大量ドローし、それで土地伸ばして《暴動/Insurrection(ONS)》勝利w



赤白青デッキに入っていた新カードについて。


《寛大なるゼドルー》
能力的には面白い。ただこれを使いこなすにはデッキをそれ専用に組む必要があります。
例えば《吠えたける鉱山/Howling Mine(10E)》や各種オーラ(《誓約》シリーズは除く)のように、コントローラーが変わっても問題なく機能するカードを多く入れないと、逆に自分が不利になりますね。
あと政治的駆け引きも重要。付属のプレイガイドにも「あなたの最重要な武器は口」と書いてありますw これは統率者戦の特徴でもあるが、一番難しいポイントでもあるので、これを使いこなすのは難しいでしょうね。盛り上がるでしょうが。

《フォモーリのルーハン》
今回使用した中で一番面白かった統率者。
4マナ7/7というハイスペックな性能だが、デメリット能力は『攻撃対象がランダム』という点。
こいつの前では政治的駆け引きも策略も関係なく、全てを決めるのはダイスやコイン。別な意味で盛り上がるカードでした。
ちなみにこいつに対して《誓約》シリーズオーラをつけると、オーラを付けた人へのヘイト値が上がるだけじゃなく、自分へのヘイト値も上がるので注意。何故だ。

《苦痛の芸術家、ニン》
こいつを使うには、高いタフネスを持つクリーチャーか、破壊されない能力を持つクリーチャー(《ダークスティールのマイア/Darksteel Myr(SOM)》など)と組み合わせるといいと思う。
あと相手のクリーチャーに撃って、ドローを助けてあげるプランもあります。むしろこれが重要な点かもしれないですね。デメリットが統率者戦においては武器になる、そういうカードの代表格かもしれません。
ただ、最大の問題点は、こいつと同じカラーの統率者に、《ギトゥのジョイラ/Jhoira of the Ghitu(FUT)》がいることか…。

《統率の塔》
多色土地の中では最強の土地。そして統率者戦以外で使うと最弱の土地。
こういうデザインができるWotCは本当にすごいと思う。素敵!でも抱かない。

《殉教者の結合》
似たカードに《霊体の正義/Karmic Justice(ODY)》ってカードがあって、あれはレガシーのエンチャントレスに入ってたりするけど、それをオールレンジにして、さらに能動的な動きも可能にしたって感じ。《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(10E)》とかとの相性はよさそう。
しかし問題はマナコストが6と高めであること。《太陽の指輪》などから高速で出せれば最高の嫌がらせだが、意外とプレイするタイミングが無い。
あと土地は壊せないので注意。

《ドラゴンによる死》
別にこの程度で死ぬことはないが、場のパワーバランスを崩すor均衡にするのには絶好のカード。イジメ、カッコイイ!

《魂の捕獲》
多人数向けの新カードでありながら、構築でも使えそうな性能。
牽制の重要性が高い統率者戦では強いカードだが、単体の性能なら《剣を鍬に/Swords to Plowshares(ICE)》のほうが優秀だったりする。どちらが良いかは使ってみないとわからないね。まあ両方入れるけどw

《飛行の誓約》《稲妻の誓約》《義務の誓約》
発売前は弱い弱い言われてるけど、使ってみると結構面白いカードでした。
敵の強力なクリーチャーに使用して、強制的に協力体制を敷くのも良し。残り2人になったら事実上の《強制された崇拝/Forced Worship(NPH)》になるのもポイント。

《狼狽の嵐》
一応構築級だが、入るスペースがあるのだろうか?
統率者戦ではストームを利用するコンボデッキ相手に使えるカード。それだけじゃなく、普通に《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》としても使える。それなりに奇襲性があるんじゃないかな。

《戦争の最高潮》
物量で押すタイプのデッキには強そうだが、今回のデッキのように防御的な場合は逆に自爆になりそうなカード。
ちなみに相手のほうが先にメリットを享受できてしまうので、使用するときは注意。

《勇者の兜》
《フォモーリのルーハン》につけてみよう。
きっと、みんないい顔をしてくれるに違いない。
悪役上等!

《混沌のねじれ》
発売前から話題になってたカードの一枚。ついに赤のインスタントでエンチャント破壊ができるようになったよ!
ただし何が出てくるかわからない、さすが混沌の色、赤。
構築では…どうなんでしょうかね。おとなしく白をタッチしたほうがいいような気がしてならないw

《呪文丸め》
ナイスカウンター。統率者をライブラリーの底を押し込めてやるといいと思う。



とりあえず、《フォモーリのルーハン》を統率者としたデッキを作る予定。
完成したらご紹介しますね。

それでは、またどこかでお会いしましょう。

コメント

Lich
2011年6月20日13:35

>《苦痛の芸術家、ニン》
《ブリン=アーゴルの白鳥》とか《ぬいぐるみ人形》に撃ち込むとヘイトがマッハw
《怨馬》や《モグの偏執狂》とかも入れると楽しそう。

TZW@LABO
2011年6月20日19:31

>Lichさん
問題は、あいつをジェネラルにすると白が入れられないんですよね。
かといってコンボパーツとして単体で入れたくはないような…。

あとウィダルケンってのが正直残念。どうも萌えない。

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