本家公式の『DAILY DECK LIST』がブロック構築の赤単だったので、ワクワクして覗いてみました。
そしたらほぼ旧環境の赤単だったので、ちょっとガッカリ。

でも、よく見てみると、結構学ぶところが多いです。
Watchwolf’s Mono-Red

【メインデッキ:60】

26《山/Mountain(SOM)》

4《鉄のマイア/Iron Myr(SOM)》
3《パラジウムのマイア/Palladium Myr(SOM)》
4《オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter(SOM)》
4《カルドーサのフェニックス/Kuldotha Phoenix(SOM)》
4《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon(SOM)》

3《感電破/Galvanic Blast(SOM)》
4《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》
4《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》
4《粉砕/Shatter(SOM)》


【サイドボード:15】

4《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》
1《感電破/Galvanic Blast(SOM)》
2《ミミックの大桶/Mimic Vat(SOM)》
2《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》
2《先駆のゴーレム/Precursor Golem(SOM)》
2《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》
2《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》

注目ポイントは以下の2つ。


1.《感電破/Galvanic Blast(SOM)》

以前はかなり酷評していたこの1マナ火力ですが、このデッキなら採用できると思います。
マナマイア7枚、《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》があるので、若干不安はあるものの、金属術達成はしやすいほうだと思います。
特に《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》はアーティファクト破壊とのコンボが一般的ですが、自分のパーマネントを対象にすることで、金属術達成に大きく貢献できます。起動にマナを使わないのも好印象。
また、サイドボードまで視野を広げると、アーティファクトの数も多いので、サイド後は《感電破/Galvanic Blast(SOM)》を4枚にして、1マナの万能除去として活躍することも期待できそうですね。


2.《ミミックの大桶/Mimic Vat(SOM)》

ああ、そんなカードもあったなぁ、と思える一枚。
一般的には黒単や青黒に採用されることが多いように思えていましたが、実は逆に黒単が使われると困るカードだったりします。
アーティファクトが割れないし、《皮裂き/Skinrender(SOM)》らへんを刻印されるとクリーチャーを完封される可能性すらあります。《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon(SOM)》をうまく刻印できたら、それだけでもう勝てますね(ただし、赤単でそれを実現するのは非常にハードルが高いですがw)。


私の使用している『赤単』とは違い、マナ加速を重視している点もポイントです。
サイド後には《先駆のゴーレム/Precursor Golem(SOM)》《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》といったさらに重めのカードも用意されており、カードパワーで押し切るデッキとなっています。このメインデッキのマナベースなら、その戦略は納得がいきますね。
除去が強くなったので、マナマイアはあまり使用しない方針でしたが、《赤の太陽の頂点/Red Sun’s Zenith(MBS)》のことを考えると、《パラジウムのマイア/Palladium Myr(SOM)》くらいは投入したほうがいいのかもしれませんね。

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