どうも、TZWです。
やっぱり自分には構築のほうがあっているような気がするので、久々に構築戦レポを書きたいと思います。

今回は初の限定構築戦のデイリーイベントレポです!
しかも新環境ということで、メタもよくわからないし、まだ見ぬ新デッキが多く存在していると思います。

今回のイベント前にtixを追加し、デッキ強化+参加費捻出。
今後は課金なし行けるように、構築で稼いで頑張りたいと思います。
目標は、今回課金した100tixを取り返すこと!(実際は40tixしか使ってないですが)

…話はそれましたが、まずはデッキリストです。
今回は赤単を使用しました。
『Mono-R DECK 20110225』Event#2105032 2011/2/26 AM12:00

【メインデッキ:60】

26《山/Mountain(SOM)》

4《オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter(SOM)》
4《カルドーサのフェニックス/Kuldotha Phoenix(SOM)》
2《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon(SOM)》

4《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》

4《太陽の宝球/Sphere of the Suns(MBS)》

2《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》
4《不純の焼き払い/Burn the Impure(MBS)》
4《粉砕/Shatter(SOM)》
2《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》
4《赤の太陽の頂点/Red Sun’s Zenith(MBS)》


【サイドボード:15】
3《感電破/Galvanic Blast(SOM)》
2《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》
4《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》
4《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》
2《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》

さてブロック構築ではおなじみ赤単デッキですが、MBSによってある点が強化されました。

それは火力です。

X火力である《赤の太陽の頂点/Red Sun’s Zenith(MBS)》、全体火力でプレイヤーへのダメージも選択可能な《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》、そして対感染デッキ用火力である《不純の焼き払い/Burn the Impure(MBS)》といったところです。

特に《赤の太陽の頂点/Red Sun’s Zenith(MBS)》はフィニッシャーも兼ねているだけではなく、プレイ後はライブラリーに戻るため、序盤から気兼ねなく除去として使えるのが利点。忘れがちですが、実はリムーブ除去であるという点も高評価。《裏切り者グリッサ/Glissa, the Traitor(MBS)》によるエンジンの使い回しや、《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》《危険なマイア/Perilous Myr(SOM)》など、墓地に落ちた時に誘発する能力を無力化できてとても便利。

《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》はこの環境ではほぼ《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》として活躍します。《大建築家/Grand Architect(SOM)》《皮裂き/Skinrender(SOM)》《微光角の鹿/Glimmerpoint Stag(SOM)》《裏切り者グリッサ/Glissa, the Traitor(MBS)》《銀白のスフィンクス/Argent Sphinx(SOM)》《先駆のゴーレム/Precursor Golem(SOM)》などなど、あらゆるデッキのキーカードはどれもタフネス3です!これらをまとめて破壊できる《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》は、今後のブロック構築の赤系デッキにおいて重要なアドバンテージカードとなるでしょう!

《不純の焼き払い/Burn the Impure(MBS)》は感染デッキ相手に追加ダメージが期待できるだけでなく、単純に上記に挙げたようなタフネス3の重要クリーチャーに対して非常に有効です。2マナのインスタントなので《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》より早く、そして柔軟に動くことができます。相手が感染デッキであろうがなかろうと、これはメインから投入してもよいカードだと考えています。


あとほかにMBSから追加したカードとして、《太陽の宝球/Sphere of the Suns(MBS)》があります。これは《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》を採用することでマナマイアが巻き込まれることを防いでくれます。使用回数制限がありますが、一時的なマナ加速としては十分ですし、何より3ターン目に《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》を出せれば、そのゲームは非常に有利に動きます。《鉄のマイア/Iron Myr(SOM)》と併用すれば、さらに多くのマナを引き出すこともできるでしょう。


サイドボードは1分前に登録したこともあり、十分に練りこむことができませんでした。
特に赤単の天敵である《ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader(MBS)》《ファイレクシアの槽母/Phyrexian Vatmother(MBS)》を擁する黒単感染デッキへの対策が《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》のみとなってしまい、感染デッキには苦戦を強いられることとなりました。他の赤単プレイヤーの方々はちゃんと《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》積んでましたね。あれは赤単ミラーでも有効ですし、《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》が効かないのも素晴らしいところです。

《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》によるランデスコンボは正直必要ないと思います。除去の量は十分にあるので、単純にファッティ連打のほうが有効だったことが多かったです。

《感電破/Galvanic Blast(SOM)》…このデッキでは弱いカードだと思うが、《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》を打ち落とすのには最適。3枚とは言わないが、数枚サイドに忍ばせておいてもいいかもしれません。





さて、今回は参加者19名と少なめ。リリースイベントのドラフトやシールドやってる人のほうが多いのかな?
実際のレポをどうぞ。


第一回戦:緑黒《裏切り者グリッサ/Glissa, the Traitor(MBS)》コン ○×○

game1:相手は《危険なマイア/Perilous Myr(SOM)》《ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter(MBS)》《ヴィリジアンの密使/Viridian Emissary(MBS)》を展開。その後《裏切り者グリッサ/Glissa, the Traitor(MBS)》が降臨したので、グリッサによる《危険なマイア/Perilous Myr(SOM)》使い回しデッキと判断。メインから除去は多めなので、相手生物を丁寧に除去していき、最後は《カルドーサのフェニックス/Kuldotha Phoenix(SOM)》が空を支配して勝ち。
なお相手は最後に《起源の波/Genesis Wave(SOM)》まで使ってきた。密使のおかげで土地は多く出そうですね。
1-0

Game2:相手の《迫撃鞘/Mortarpod(MBS)》と生け贄によって能力が誘発するクリーチャーとの相性が良く、ブロッカーをすべて除去されて負け。
序盤に《ヴィリジアンの密使/Viridian Emissary(MBS)》を連打され、なかなか除去しきれずに8ライフも持っていかれたことも痛かった。あれ構築でも強いね。
1-1

Game3:相手の生物を丁寧に除去。《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》の+1能力とフェニックスで数回殴った後、最後はコスのマナ能力で巨大な《赤の太陽の頂点/Red Sun’s Zenith(MBS)》を撃って勝ち。赤ゼニスはSOM限定構築だとものすごい強いですね!
2-1
Win!


第二回戦:青白コン ○○

Game1:《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》が通り、序盤から攻勢に出るも、相手は《微光角の鹿/Glimmerpoint Stag(SOM)》と《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner(SOM)》のコンボで、なかなかコスの忠誠度が伸びない。しかしその一方でこちらはコスを固め引きし、さらに赤ゼニスも固め引き。相手のヴェンセールを2回除去し、さらに《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon(SOM)》が登場すると、そのまま数回殴って勝ち。
1-0

Game2:《オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter(SOM)》《カルドーサのフェニックス/Kuldotha Phoenix(SOM)》で相手ライフを1まで追い詰めるも、《太陽破の天使/Sunblast Angel(SOM)》でリセットされる。これはこちらの《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》により、相手の天使も巻き込まれて難を逃れるが、その後相手は《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner(SOM)》が《胆液の水源/Ichor Wellspring(MBS)》を何度バウンスしてドローを加速。そしてこちらも決定打が引けずに、なんとヴェンセールの奥義が起動してしまう。

こちらのパーマネントが次々に破壊され、さらに《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》まで出てきて、大量のアドバンテージ+こちらの盤面制圧される。もうだめかと思ったが、引いた《赤の太陽の頂点/Red Sun’s Zenith(MBS)》をカウンター覚悟でX=1でプレイすると、なんとこれが通り勝ち。相手は10枚近く引いていたんだが、カウンター引かなかったみたいですね。あきらめなくてよかった!
2-0
Win!



第三回戦:黒単感染 ×○×

Game1:相手の生物を除去しまくるが、《ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader(MBS)》が止まらず負け。
0-1

Game2:相手が黒十字軍引かなかったおかげで《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon(SOM)》が無双して勝ち。十字軍出てきたときには、ドラゴンパンチと赤ゼニスで11点入ってた。
1-1

Game3:相手の十字軍を《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》で必死に止めるも、《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon(SOM)》まで出てきて耐えきれず負け。なんであれ再生までするの?
1-2


第四回戦:黒単感染 ×○×

Game1:重めのハンドをキープしたら、相手の軽量感染軍団をさばききれず負け。
0-1

Game2:3T《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》を決め、その後《カルドーサのフェニックス/Kuldotha Phoenix(SOM)》で2回殴る。1体は除去されたけど、相手の残りライフ5点を《不純の焼き払い/Burn the Impure(MBS)》×2で6点与えて勝ち。
1-1

Game3:相手から《ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader(MBS)》、《ファイレクシアの槽母/Phyrexian Vatmother(MBS)》×2、《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon(SOM)》と連打されて負け。これは無理。
1-2



…というわけで、初めての限定構築DEは2-2でした。残念。
黒単感染強いですね。クリーチャーの性能が非常に高くなっています。
プロテクションと先制攻撃を持つ《ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader(MBS)》、高いタフネスを持つ《ファイレクシアの槽母/Phyrexian Vatmother(MBS)》、そして再生・速攻持ちフライヤーの《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon(SOM)》…。どれも赤単にとっては非常に脅威です。
これを打開するためには、赤以外の色の除去を使うか、アーティファクトクリーチャーを使用するのが良いと思います。《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》らへんは単純に制圧力も高いため、サイドやメインにいいかもしれません。《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》《闇の掌握/Grasp of Darkness(SOM)》への耐性があるのもポイント。
《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》もいいですが、一時しのぎに過ぎないので注意。《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》があるなら別かもしれませんが。


またチャレンジしてみたいと思います。
それでは、またMOのどこかでお会いしましょう!

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