どうも、TZWです。
今日はMOのメンテ日なんで、やること特にないっす。
さて、海の向こうではSTAR CITY GAMES.COM様主催の大規模なトーナメントが行われていた様子。
さっそく最新のスタンダード環境でのデッキが沢山お目見えのようです。
ちょっとのぞき見してみましょう。
http://www.starcitygames.com/magic/standard/21083_Live_Coverage_of_StarCityGamescom_Open_Series_Indianapolis.html
どうやら新環境でもTier1はヴァラクートと青黒のよう。
さらにそこにボロスやゴブナイトといった高速のビートダウンが入るって感じでしょうか。
青白や吸血鬼もいるので、ほぼ旧環境と似たようなメタですね。
で、今回はやはり一番気になるデッキ『ヴァラクート』を見てみたいと思います。
メインに4枚積まれた《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith(MBS)》が特徴的ですが、代わりに《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》がサイドに落ちているのが個人的には印象的です。
ヴァラクートの場合、青系のカウンター対策だけではなく、単純に《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》を引き当てる確率を高めるために《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》を積むことが多いです。頂点の場合はタイタンを引き当てるのに1マナ多くかかりますが、こちらのほうが確実に場に出せます。ただしカウンターされますけど。
また《稲妻/Lightning Bolt(M11)》などの火力をメインから抜き、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》などのマナ加速を大量に投入しています。《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》など、アンタップインで出てくるフェッチランドも4積み。コブラと《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》を併用し、さらにコブラと相性の良い《砕土/Harrow(ZEN)》も採用。カウンターされると土地を失うため、青系が強いと敬遠しがちな《砕土/Harrow(ZEN)》ですが、リスクよりも爆発力を優先したってことでしょうか?
とにかく2Tコブラが生き残れば、もう爆発的にマナが増えるように作られているので、ブン回ったときはほぼ最強クラスのデッキだと思います。ミラーだけでなく、速度を増したゴブナイトにも勝てそうですね。
ただし、カウンターにはそのぶんメインで弱くなっているので、サイド後には頂点が《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》に置き換えられるでしょう。
サイドには《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll(MBS)》といった新顔がお目見え。どのように活躍したのか是非見てみたいものです。
こちらはコブラ無しバージョン。結構普通な作り。
メインから《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》を採用しているが、後手でゴブナイトに間に合うんだろうか?
サイドの《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》も、出した返しでぶん殴られて負けそう。どう?
メインから《稲妻/Lightning Bolt(M11)》と《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》を2枚ずつ入れるっていうレシピは前から見るけど、どうなんでしょうね。
正直中途半端すぎるような気がしてならない。まあ初期のメタだから、コントロールメタかビートメタか、予想が付きにくいから真ん中!って感じで…いいのか?
あとメインの《業火のタイタン/Inferno Titan(M11)》はビートメタかな。でもこの構成なら間に合わない可能性も大。コブラ絡んでたらゴブナイトにも間に合うかもしれないけど。
サイドの《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》はビートだけではなく、《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》対策としても使える。ただし《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith(MBS)》のおかげで緑1マナからタイタンや胸壁を呼べるから、どこまで強いかは不明。
個人的に一番注目なのはこのレシピ。
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith(MBS)》によって緑のクリーチャーをシルバーバレットできるのはもうご存知だろうけど、それを形にしてくれたのがこれ。
1マナ生物をシルバーバレットすることで、安定して緑マナを供給することができるし、2ターン目のアクションに幅が出る。
爆発力か、安定性か、悩ましいところである。
MOでtix買い増して《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》買ってこようかな。
この調子じゃまだ高くなりそうだし。
それでは、またどこかで皆様と会えることを願って。
今日はMOのメンテ日なんで、やること特にないっす。
さて、海の向こうではSTAR CITY GAMES.COM様主催の大規模なトーナメントが行われていた様子。
さっそく最新のスタンダード環境でのデッキが沢山お目見えのようです。
ちょっとのぞき見してみましょう。
http://www.starcitygames.com/magic/standard/21083_Live_Coverage_of_StarCityGamescom_Open_Series_Indianapolis.html
≪ベスト16のデッキ分布≫
ヴァラクート:5(2nd)
青黒コン:3
ボロス:2(3rd)
ゴブナイト(向こうでは“カルドーサ・レッド”って言うみたい。カッコいい!):2(4th)
赤単ゴブリン:1
吸血鬼:1(1st)
青白コン(Caw-Go):1
青白アグロ:1
どうやら新環境でもTier1はヴァラクートと青黒のよう。
さらにそこにボロスやゴブナイトといった高速のビートダウンが入るって感じでしょうか。
青白や吸血鬼もいるので、ほぼ旧環境と似たようなメタですね。
で、今回はやはり一番気になるデッキ『ヴァラクート』を見てみたいと思います。
『Valakut Ramp/Drew Levin/2nd place at a StarCityGames.com Standard Open tournament』
【メインデッキ:60】
5《森/Forest》
11《山/Mountain》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》
2《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》
2《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》
4《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》
4《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》
4《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》
2《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya(ZEN)》
4《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》
2《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar(WWK)》
4《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》
4《探検/Explore(WWK)》
4《砕土/Harrow(ZEN)》
4《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith(MBS)》
【サイドボード:15】
1《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》
2《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge(M11)》
1《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》
3《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》
2《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll(MBS)》
4《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》
2《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》
メインに4枚積まれた《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith(MBS)》が特徴的ですが、代わりに《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》がサイドに落ちているのが個人的には印象的です。
ヴァラクートの場合、青系のカウンター対策だけではなく、単純に《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》を引き当てる確率を高めるために《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》を積むことが多いです。頂点の場合はタイタンを引き当てるのに1マナ多くかかりますが、こちらのほうが確実に場に出せます。ただしカウンターされますけど。
また《稲妻/Lightning Bolt(M11)》などの火力をメインから抜き、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》などのマナ加速を大量に投入しています。《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》など、アンタップインで出てくるフェッチランドも4積み。コブラと《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》を併用し、さらにコブラと相性の良い《砕土/Harrow(ZEN)》も採用。カウンターされると土地を失うため、青系が強いと敬遠しがちな《砕土/Harrow(ZEN)》ですが、リスクよりも爆発力を優先したってことでしょうか?
とにかく2Tコブラが生き残れば、もう爆発的にマナが増えるように作られているので、ブン回ったときはほぼ最強クラスのデッキだと思います。ミラーだけでなく、速度を増したゴブナイトにも勝てそうですね。
ただし、カウンターにはそのぶんメインで弱くなっているので、サイド後には頂点が《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》に置き換えられるでしょう。
サイドには《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll(MBS)》といった新顔がお目見え。どのように活躍したのか是非見てみたいものです。
『Valakut Ramp/Brandon Nelson/6th place at a StarCityGames.com Standard Open tournament』
【メインデッキ:60】
5《森/Forest》
11《山/Mountain》
2《進化する未開地/Evolving Wilds(ROE)》
2《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》
3《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》
1《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
4《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》
4《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》
2《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya(ZEN)》
4《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》
2《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar(WWK)》
4《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》
4《探検/Explore(WWK)》
3《砕土/Harrow(ZEN)》
4《耕作/Cultivate(M11)》
2《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》
2《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》
2《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith(MBS)》
【サイドボード:15】
3《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge(M11)》
3《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》
2《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》
2《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》
4《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》
1《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》
こちらはコブラ無しバージョン。結構普通な作り。
メインから《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》を採用しているが、後手でゴブナイトに間に合うんだろうか?
サイドの《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》も、出した返しでぶん殴られて負けそう。どう?
『Valakut Ramp/Garett Young/9th place at a StarCityGames.com Standard Open tournament』
【メインデッキ:60】
6《森/Forest》
12《山/Mountain》
2《進化する未開地/Evolving Wilds(ROE)》
4《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》
4《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》
4《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》
4《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》
1《業火のタイタン/Inferno Titan(M11)》
2《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar(WWK)》
2《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
2《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》
4《探検/Explore(WWK)》
3《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》
3《砕土/Harrow(ZEN)》
3《耕作/Cultivate(M11)》
2《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》
2《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith(MBS)》
【サイドボード:15】
2《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》
2《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》
2《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge(M11)》
2《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》
1《テラストドン/Terastodon(WWK)》
1《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
2《帰化/Naturalize(M11)》
2《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》
1《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》
メインから《稲妻/Lightning Bolt(M11)》と《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》を2枚ずつ入れるっていうレシピは前から見るけど、どうなんでしょうね。
正直中途半端すぎるような気がしてならない。まあ初期のメタだから、コントロールメタかビートメタか、予想が付きにくいから真ん中!って感じで…いいのか?
あとメインの《業火のタイタン/Inferno Titan(M11)》はビートメタかな。でもこの構成なら間に合わない可能性も大。コブラ絡んでたらゴブナイトにも間に合うかもしれないけど。
サイドの《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》はビートだけではなく、《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》対策としても使える。ただし《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith(MBS)》のおかげで緑1マナからタイタンや胸壁を呼べるから、どこまで強いかは不明。
『Valakut Ramp/Julian Booher/15th place at a StarCityGames.com Standard Open tournament』
【メインデッキ:60】
5《森/Forest》
11《山/Mountain》
3《進化する未開地/Evolving Wilds(ROE)》
3《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》
3《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》
4《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》
1《極楽鳥/Birds of Paradise(M11)》
1《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker(ROE)》
4《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》
1《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》
3《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya(ZEN)》
4《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》
1《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar(WWK)》
4《探検/Explore(WWK)》
3《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》
3《砕土/Harrow(ZEN)》
4《耕作/Cultivate(M11)》
2《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》
4《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith(MBS)》
【サイドボード:15】
2《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》
3《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge(M11)》
1《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》
3《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》
3《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll(MBS)》
3《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》
個人的に一番注目なのはこのレシピ。
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith(MBS)》によって緑のクリーチャーをシルバーバレットできるのはもうご存知だろうけど、それを形にしてくれたのがこれ。
1マナ生物をシルバーバレットすることで、安定して緑マナを供給することができるし、2ターン目のアクションに幅が出る。
爆発力か、安定性か、悩ましいところである。
MOでtix買い増して《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》買ってこようかな。
この調子じゃまだ高くなりそうだし。
それでは、またどこかで皆様と会えることを願って。
コメント
「ごぶないと」がダサイという説
緑頂点はシルバーバレットも8胸壁もどっちも上手く活用してる感がして好きです.いろいろ工夫しがいのあるカードに見えます.単純にカードパワーも高いのですが.
明日から「カルドーサ・レッド」って言うことにしますw
正直、《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith(MBS)》は《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》のスロットを一部あける程度のカードだと思っていましたが(むしろ、罠のほうが優先されると思ってた)、まさか下剋上になるとは思ってなかった。
今までGRヴァラクートは『緑系コンボデッキ』だって思ってたけど、緑頂点のおかげで『緑系グッドスタッフ』に変わってしまった。もう単純にパワーカード連打で押すだけのデッキになったように思う。まあ強くなったことには変わりないけどw
因みに上のリスト。
頂点2枚引いたり頂点とタイタン引いたときに、2ターン目マナ生物、3ターン目頂点で2ターン目に出したのと同じのサーチ、で4ターン目にほぼ確実に6マナ以上出る効果がある。
確定サーチ以外の頂点のメリットはここで、純粋な速度勝負でこれはでかい。
レアケースっちゃレアケースだけど、コブラ2枚とタイタン2枚にカルニハートが必要な4キルも僅かながら確率があがる。
いや、「ゴブナイト」は「ゴブリン」と「メムナイト」を合わせて作られた造語。
しかもどちらも英語だ。これでは海外では流行らないぜ。
海外で流行らせるなら、漢字にしないと。「悪忌騎士(Akki-Knight)」とかどうよ。全部漢字だし、しかも四文字だぜ!
え?日本に「騎士」はいない?じゃあ「悪忌武士(Akki-Bushi)」でどうだ!きっと外人が飛びつくぜ!たぶんGP神戸かPT名古屋で、腕に「悪忌武士」ってタトゥー入れた外人がトップメタだろうね。Tier2は「原始巨人」かな。
まあ、何が言いたいかというと、コブラと緑頂点はおそらく流行る。そしてそれをメタった青白メイン《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter(SOM)》デッキや、メインから《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》4積み青黒コンが流行りそうだってことだ。長文失礼しました。