【SOM】苫小牧勢大健闘!ゲームデーin室蘭大会レポ【ゲームデー】
…と言っても苫小牧勢はたった3人だけなんですがねw


どうも、tzwです。
今日はゲームデーに行って来ました。

本当は札幌のゲームデーに参加する予定でしたが、苫小牧勢のお誘いもあり、またカジュアルなデッキでまったりと遊びたかったり、またトレードもどんどんやりたかったので、今回は九印さん主催の室蘭ゲームデーに参加させていただきました。


で、参加者20名、その中で苫小牧勢は私含めて3名。
そのうち2名がベスト8へ。そして1名は準優勝という結果になりました。
ちなみに私はベスト8一没です。室蘭でのベスト8は2回目かな。

参加賞のフルアート版《メムナイト/Memnite(SOM)》、そしてベスト8賞のフルアートFoil《鍛えられた鋼/Tempered Steel(SOM)》、さらに陣営デッキ賞で先行アンコモンカードもゲットしてきました。




さて、今回は陣営戦なるものがあります。
せっかくなので、苫小牧勢は全員陣営デッキで出場することに。


まずは私のデッキから。陣営はファイレクシア。テーマは『増殖』です。
『Phyrexian Destructive Engines』
成績:ゲームデー室蘭 予選8位(3-2) ベスト8

【メインデッキ:60】

9《山/Mountain》
7《島/Island》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
2《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》

4《屍百足/Necropede(SOM)》
2《巡礼者の目/Pilgrim’s Eye(WWK)》
1《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》
2《霜のタイタン/Frost Titan(M11)》

3《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》
3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
2《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar(M11)》

4《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》
2《定業/Preordain(M11)》
4《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
4《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》
4《マナ漏出/Mana Leak(M11)》
1《伝染病エンジン/Contagion Engine(SOM)》
2《破壊的な力/Destructive Force(M11)》


【サイドボード:15】

2《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》
2《危険なマイア/Perilous Myr(SOM)》
4《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》
4《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》
1《霜のタイタン/Frost Titan(M11)》
2《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》

非常に怪しいデッキですねw
自分でも良くベスト8に入れたなぁと思います。

ファイレクシア陣営といえば、みんなが思いつくのは『感染デッキ』なんですが、おそらく感染デッキは何人かいると思われるので、あえて別な路線でいってみました。


それがファイレクシア陣営のもう一つのテーマ、『増殖』です。


まあ、増殖は特に直接勝ち手段に結びつかないので、増殖を軸にしたデッキで戦うのは難しいと思いますが、今回は一からデッキを組み、上位賞を目指してみようと思いました。


まず増殖ですが、やはり一番相性がいいのが『プレインズウォーカー』。
そして《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》でしょう。

またその大量のマナをバックに、これまたPWと相性のいい《破壊的な力/Destructive Force(M11)》を利用。
そして増殖手段には《ゲスの玉座/Throne of Geth(SOM)》《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》《伝染病エンジン/Contagion Engine(SOM)》を利用し、それらを《通電式キー/Voltaic Key(M11)》で使いまわすデッキをはじめ考えました。
『テストデッキ:赤茶単』

23《山/Mountain》

4《屍百足/Necropede(SOM)》
4《業火のタイタン/Inferno Titan(M11)》
2《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》

3《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》
3《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar(M11)》

4《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
4《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》
2《通電式キー/Voltaic Key(M11)》
4《ゲスの玉座/Throne of Geth(SOM)》
4《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》
1《伝染病エンジン/Contagion Engine(SOM)》
2《破壊的な力/Destructive Force(M11)》

このデッキだと《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar(M11)》が非常に強力で、マナや《ゲスの玉座/Throne of Geth(SOM)》が十分あれば、出したそのターンに最終奥儀をプレイすることも可能。
また《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》も同様で、マナブーストからの《破壊的な力/Destructive Force(M11)》は非常に強力。全て破壊した後は、毎ターン山を殴らせるだけで勝つことができます。
序盤の防御は《屍百足/Necropede(SOM)》《稲妻/Lightning Bolt(M11)》合計8枚のみですが、前者は1対2交換も取れ、コントロール相手だと毒殺モードに持ち込むことも可能となる、非常に優秀なブロッカーです。

しかしながら、ドローソースがまったく無いため、引きがうまくかみ合わないときは本当に弱い。早いビートには間に合わないし、青白のようなコントロールにも要所をカウンターされるともうどうしようもない。

そこで、青を足して、最強PWの呼び声も高い《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》を使用することにしました。
さらに《定業/Preordain(M11)》《マナ漏出/Mana Leak(M11)》といったドローソースやカウンターを入れることで安定性を高め、最近流行の《霜のタイタン/Frost Titan(M11)》を投入。ヴァラクートデッキへの耐性を持たせました。
また《巡礼者の目/Pilgrim’s Eye(WWK)》で序盤の防御とマナの安定供給を狙います。このデッキだと結構強かったです。
その一方で、増殖以外には何もしない《ゲスの玉座/Throne of Geth(SOM)》を解雇。またそこまで大量にマナがあってもやることが無いため、《通電式キー/Voltaic Key(M11)》も解雇しました。

サイドボードには、ヴァラクート対策の《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》《霜のタイタン/Frost Titan(M11)》、ビート対策の《危険なマイア/Perilous Myr(SOM)》《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》を採用。また赤単には《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》を追加します。《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》はこのデッキが苦手とする《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic(ZEN)》などの高速デッキ対策です。


というわけで、オリジナル(電波?)増殖デッキ完成。
早速大会レポといきましょう。


予選一回戦:青単マーフォーク ×○○
Game1:土地が詰まって何もできずに負け。
Game2:相手が1ランドストップしているときに、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》でトップ操作するだけの簡単なお仕事。
Game3:相手の戦線を除去でしのいだ後、序盤に与えた毒カウンターを《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》《伝染病エンジン/Contagion Engine(SOM)》で増殖しまくって毒殺完了。


予選二回戦:白単アージェンタムイクイップ(苫小牧勢、準優勝者) ××
Game1:3ターン目に《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic(ZEN)》条件満たされ負け。
Game2:5ターン目に《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic(ZEN)》条件満たされ負け。本当にこのマッチアップはどうしようもない。《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》でもどうにもならないからなぁ…。


予選三回戦:白単アージェンタムイクイップ ○○
Game1:相手の動きが遅く、例の探索エンチャントも登場しない。その間クリーチャーでちまちま殴られ続けるが、《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》が場に出た状態で《破壊的な力/Destructive Force(M11)》を撃つことに成功。その後無人の荒野を山が5回殴って勝ち。
Game2:今回もエンチャントは出なかったが、《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind(SOM)》を装備したクリーチャーに2回殴られ、ライブラリーを20枚削られる。一方こちらは除去を打ちつつ、場に《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》を2枚出して《破壊的な力/Destructive Force(M11)》待ち。《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind(SOM)》つき生物に3回目のアタックを通し、一気にライブラリーが削られたその後のドローが、なんと《破壊的な力/Destructive Force(M11)》!これにより戦線をリセットし、さらに《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》を連続トップして序盤に与えた毒カウンターを増殖させて勝ち。最後はチャリス2枚にカウンターが8個とか乗ってましたw


予選四回戦:赤単 ×○×
Game1:《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》ビートにやられて負け。このマッチアップは非常にきついが、このクリーチャーが1ターン目に出てくるかが大きな鍵を握る。
Game2:相手の生物を《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》でなぎ倒し、《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》までつないで勝利。ライフゲイン強い。
Game3:《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》連打+《カルガの竜王/Kargan Dragonlord(ROE)》ビートで負け。一番辛いパターン。


予選五回戦:ヴァラクート ○×○
Game1:相手のマナ加速からの初動は原始のタイ…ではなく、《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar(WWK)》。
しかしこちらの場には《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》が控えており、2番目の能力から《破壊的な力/Destructive Force(M11)》をプレイ。その後は《稲妻/Lightning Bolt(M11)》+山ビートを繰り返して勝利。
Game2:相手の場に出てきたのはなんと《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》!これに対して《霜のタイタン/Frost Titan(M11)》で対処するが、続けて《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》を出される。《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》なども出すけど、どちらもマナコストは6。みんなドラゴンに倒されて負け。
Game3:《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》を固め引きし、相手の緑マナをつぶして時間を稼ぐ。
《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》→《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》と展開し、攻撃したときに相手がプレイした《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》をカウンター。2体通って10点。返しで《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》と《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》を出されるが、こちらの手札には《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》対策の《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》。これでタイタンをバウンスしてもう10点通して勝利。《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》は土地に効かないんだよね…。



最後のゲームは上当たり、そして上位陣とも当たっているためなんとか滑り込みで8位入賞しました。
なんとか目標達成です。良く達成できたなぁw


そしてベスト8の戦い。

準々決勝:赤単ゴブナイト ××
Game1:《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》+《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain(M11)》にボコられて負け。
Game2:上陸装備+《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder(SOM)》にボコられて負け。この組み合わせは本当に強い。やられて分かったこの強さ。



というわけで、ベスト8となりました。
デッキの構成上、スピードの速い赤単や白単の多い今回の大会では非常に不利でしたが、なんとか引きにも助けられてうまく勝ち上がることができました。

陣営関係なくデッキを組むなら、まず増殖関係を抜いて、緑のマナ加速系カードを投入したいですね。もうテーマ無視してますがw
《破壊的な力/Destructive Force(M11)》は非常に強力なので、これを軸にしたデッキを今後も調整していきたいと思います。




あと、おまけとして、他の苫小牧勢のデッキもご紹介しましょう。

まずは緑青感染デッキから。陣営はファイレクシアです。
『緑青感染』
成績:予選ラウンド2-3

【メインデッキ:60】
10《森/Forest》
1《島/Island》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
4《飛翔する海崖/Soaring Seacliff(ZEN)》

4《荒廃のマンバ/Blight Mamba(SOM)》
4《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr(SOM)》
4《屍百足/Necropede(SOM)》

4《巨大化/Giant Growth(M11)》
4《地うねり/Groundswell(WWK)》
4《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》
3《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
4《ひずみの一撃/Distortion Strike(ROE)》
4《乱動する地形/Roiling Terrain(WWK)》
2《屍肉の呼び声/Carrion Call(SOM)》


【サイドボード:15】
4《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
3《帰化/Naturalize(M11)》
4《マナ漏出/Mana Leak(STH)》
4《死体の野犬/Corpse Cur(SOM)》

最近日本語公式サイトにも紹介された感染デッキ。緑の《巨大化/Giant Growth(M11)》系カードと、青の回避能力を与えるカードで構成されています。
陣営デッキのため、《飛行の呪文爆弾/Flight Spellbomb(SOM)》を使用できない点がマイナスだったようで、攻撃を通すのが結構大変だった様子。呪文爆弾はドローもできるので、デッキの回転をよくすることもできますしね。
あと、サイドボードの《帰化/Naturalize(M11)》は《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》にするべきでしたね。毒殺にライフは関係ありませんから。要調整です。


続いてミラディン陣営のデッキ。今回のゲームデーではミラディン陣営5名、ファイレクシア陣営は2名でした。このデッキはミラディン陣営のトップとなります。
『白単アージェンタムイクイップ』
成績:予選2位(3-0-2) 準優勝

【メインデッキ:60】
12《平地/Plains》
4《乾燥台地/Arid Mesa(ZEN)》
4《湿地の干潟/Marsh Flats(ZEN)》

4《メムナイト/Memnite(SOM)》
4《羽ばたき飛行機械/Ornithopter(M11)》
2《コーの決闘者/Kor Duelist(ZEN)》
4《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》
4《きらめく鷹/Glint Hawk(SOM)》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》
4《コーの装具役/Kor Outfitter(ZEN)》
4《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》

4《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic(ZEN)》
2《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
2《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind(SOM)》
2《アージェンタムの鎧/Argentum Armor(SOM)》


【サイドボード:15】
3《失脚/Oust(ROE)》
2《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
2《テューンの戦僧/War Priest of Thune(M11)》
3《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》
4《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》
1《王の摂政、ケンバ/Kemba, Kha Regent(SOM)》

こちらはSOM登場時から話題になっていた白単《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic(ZEN)》デッキ。
《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic(ZEN)》に頼り切った構成も多いですが、今回は装備品を増やし、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》からの装備品ビートも可能な形にしました。
うまくいかないときのためのサブプランがあったほうが、安定性は増しますね。
ただ、土地が20枚しかないため、《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》を生かすためにはもっと土地が欲しいところです。
《アージェンタムの鎧/Argentum Armor(SOM)》に目が行きがちですが、《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind(SOM)》は今の環境だと本当に強いですよ。一度お試しあれ。



というわけで、電波デッキでのゲームデーレポでした。

11月からはリミッツ予選、そしてPTQパリの時期ですね!
シールドやドラフトの練習はいかがですか?パリは行けそうにないですが、賞品がすごいいいので、是非上位目指したいですね。
あとせっかくファイナルズ予選を通過したので、その調子でリミッツも抜けたいと思います!

ではまた。

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