どうも、TZWです。
今日は一日中MOやってましたw

いや、室蘭でドラフトやってたみたいだけど、ZZWだったからやめたんだよね。
で、MOでRRRドラフトやったら勝っちゃって、そしたらyy先輩がチャットに来てもう大盛り上がりさ!
おかげでやっとBOTにカード売る方法分かったぜ!悪斬、復讐蔦、売るよ!

さて、気がつけばニッセンも終わり、赤単が全体の半分であるジャンドとバントを食っちゃいましたという結果だったが、そうこうしているうちに次の週にはM11のプレリだから困る。
まあ去年のニッセンみたいに大会の前日に発売して、《大貂皮鹿/Great Sable Stag(M10)》が超高騰ってことは無かったけど、それでもまた環境が変わるってのは本当に忙しいね。
でも、MTGやってて一番楽しいのは新しいカードセットが出て、新しいデッキの登場や現在のメタデッキがどう強化されるのかっていうところだと思う。

そこで注目されるのは公式サイトのヴィジュアルスポイラー、そしてあちらこちらから漏れ出している(正確には、WotCが意図的に放流している)新規・再録カードリストってわけだ。
もう新しいカードが2~3枚出るごとに掲示板のスレは加速するし、ネットショップから《ナントゥーコの影/Nantuko Shade(TOR)》が消えるし(実話)、プロキシでもうデッキを組んでいる気の早い奴も沢山いるだろう。

で、前回に続いてまたデッキを考えてみた。今回もまた黒単だ。

前回は《堕落/Corrupt(USG)》の再録を取り上げてみたが、今回は新規カードに登場してもらおうと思う。
エンチャント版《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》こと、《Dark Tutelage》だ。
Dark Tutelage 2B
Enchantment R
At hte beginning of your upkeep, reveal the top card of your library and put that card into your hand. You lose life equal to its converted mana cost.

書いてあることは《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》だ。しかしこいつは3マナと重くなり、そしてP/Tが無い。エクテンやレガシーのZOOを考えると、2マナと3マナの差は結構大きいかもしれないし、エンチャントになったこともビートダウンデッキにとってはマイナスだ。そして除去も難しい(特に黒単ならね!)。

似たようなアプローチのカードデザインとして、時のらせんブロックにあった《大魔術師》サイクルを思い出す。《大魔術師》はクリーチャーになることでバランスを調整し、その結果強力な能力であるにもかかわらず、一部を除いてほとんど構築で使われることは無かった。今回は逆にエンチャントになり、そしてコストを重くすることで調整を図ったのだろう。

さて、3マナでライフを失い、そして1枚ドローをするカードといえば、思い出すのはやはりアイツ。《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena(9ED)》だ。
このカードは黒コントロールでは定番となった。特に《暗黒の儀式/Dark Ritual(MMQ)》があったときはややマイルドな《ネクロポーテンス/Necropotence(5ED)》としてドローをし、そしてライフドレインカード(《堕落/Corrupt》や《死のわしづかみ/Death Grasp(APC)》など)と組み合わされていた記憶がある。
だが今回は話がだいぶ違う。《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena(9ED)》は何を引いても1ライフで済むが、今回はそうはいかない。うっかり重いカードを引けば自滅するため、コントロールには向かないのだ。

もちろんドローはコントロールできる(イカサマって意味じゃないよw)。その代表格はもうおなじみ《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》であり、そしてM11での新規カード《水晶球》のような占術系カードだ。
しかし今回はあえてそれらのカードを使わず、他の作戦で行こうと思う。

ライフが削れるのなら、0になる前に勝てばよい。
足りないなら、ライフを相手から頂戴すればいいのだ。

つまり、ビートダウンとドレイン、黒単ビートダウンの基本戦術。
そしてそれにピッタリなデッキがある。黒単吸血鬼『ヴァンプ』だ。
『ボブヴァンプ』

【土地:24】
14《沼/Swamp》
3《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
3《湿地の干潟/Marsh Flats(ZEN)》
4《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》

【クリーチャー26】
4《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》
3《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》
4《カラストリアの貴人/Kalastria Highborn(WWK)》
4《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》
3《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》
4《蠱惑的な吸血鬼(M11)》
4《吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnus(M10)》

【スペル10】
3《破滅の刃/Doom Blade(M10)》
3《Dark Tutelage》
3《堕落の触手/Tendrils of Corruption(M10)》
1《エルドラージの碑/Eldrazi Monument(ZEN)》

※枚数修正しました。デッキの枚数何故か62枚になってたぜコンチクショウ!

ライフゲイン装置は《堕落の触手/Tendrils of Corruption(M10)》と《カラストリアの貴人/Kalastria Highborn(WWK)》、そして《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》だ。
フェッチランドと《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》、そして《Dark Tutelage》のライフ損失をそれらで補いながらビートダウンを進めて勝利するのが基本戦術。
特にM11で新しい吸血鬼ロード《蠱惑的な吸血鬼》が登場し、8ロード体制が敷けるようになったのは吸血鬼にとっては追い風だ。
さらに終盤は《エルドラージの碑/Eldrazi Monument(ZEN)》で《吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnus(M10)》に頼らずに飛行&除去耐性ゲットである。
あと、赤単と当たったら《Dark Tutelage》をサイドアウトして軽い除去と交換するのもお忘れなく。


ヴァンプはグダると弱いのが弱点なんだけど、《Dark Tutelage》によるドロー強化によって対コントロール戦に強くなると思う。
ただし3マナは《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》や《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》、そして《蠱惑的な吸血鬼》と同じマナコスト域なので、正直言って入るかどうかは微妙なところだw
しかし、ヴァンプに新しい選択肢が追加されたってことは覚えておいて損は無いと思う。M11が発売され、パックから《Dark Tutelage》が出てきたときは是非考えてみてほしい。


あと、《Dark Tutelage》+《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》or《水晶球》のコンボは十分にチャンスがあると思っている。フェッチランドによるライブラリー切りなおしもあるしね。
このデッキも思いついたらまた記事を書こうと思うので、また機会があったらよろしくお願いします。

…うん、多分書く、たぶん。

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