ジャ…ン…ドゥ…？

2010年5月30日 MTGサンプルデッキ

まさかの前回の続き。

ちょいワル復讐蔦

【土地：26枚】
3《森/Forest(ROE)》
3《山/Mountain(ROE)》
3《沼/Swamp(ROE)》
4《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
4《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》
2《溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches(WWK)》
1《根縛りの岩山/Rootbound Crag(M10)》
2《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M10)》

【クリーチャー：27】
3《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》
4《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》
4《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》
2《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(M10)》
4《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》
4《復讐蔦/Vengevine(ROE)》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》
2《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》

【スペル：7】
4《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》
3《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad(ROE)》

何度か青白TOとスパーしてみたが、結局《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》は4枚必要ってことになった。
とにかくPWがどうしようもない。《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》に守られた《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》とか、《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》を盾にした《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》とか、いくら《復讐蔦/Vengevine(ROE)》があっても足りない。前者はともかく、後者については美しい女性を盾にしてデカい顔してるんだから本当に困る。まあ男としては最低だが、MTGの世界ではよくあることなのでここは大目に見よう。

で、今回はそういう話をしたいのではなくて、前回のエントリで最後にちょっとだけ名前が出たカードを使ってみた。

《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》さんです。

対青白TO、そして対ジャンドで軽くスパーしたところ、どちらにしろウザいことこの上ないってことが分かった。
これは前回のレシピにあった《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》と同じことなんだが、こいつはそれをさらに一回りレベルアップさせた奴だ。
《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》は除去すれば終わりだが、《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》は土地を置くだけで戻ってくる。上陸システムはマナがかからず、終盤に引いた無駄な土地を有効に使えるってことで強力なのはみなさん承知だろうが、そのなかでもこれはウザさランキング上位だろうｗ
特に《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad(ROE)》との相性はすばらしい。《復讐蔦/Vengevine(ROE)》よりも生還条件が緩く、しかも複数戻ってくることもしばしばだ。ブロックに参加できないというデメリットはあるが、基本的に毎ターン殴り続けるこのデッキなら、まったく気にならない。

ただ、デメリットとして、黒2マナという色拘束がある。ただでさえ《復讐蔦/Vengevine(ROE)》《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》とダブルシンボル（後者は実質トリプルみたいなもんだが）を2種類も抱えているので、色事故に注意したい。もし投入するのなら、タップインをさらに増やしたり、《古代の聖塔/Ancient Ziggurat(CON)》の再雇用も考えなくてはならないですね…。

あと、個人的には上陸と相性のいい《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(M10)》を増やしたいかも。でもスペースがぁ…。

さて、明日は室蘭にてGPTですね。
一応この変態ジャンドもどきを使う予定だが、最終的にはどうなるかわからん。
バントのようなビートが流行るなら、案外普通のジャンドに落ち着くかもしれないね。除去いっぱいあったほうが有利だし。
サイドボードも難しいなぁ。15枚じゃ収まりきらないよｗ
こういう風に悩むところもマジックの楽しみですね。やっぱりメタは動いたほうが面白い！

ではまた。会場にてお会いしましょう（寝坊してなければね！）