白編に、有力コモン・アンコモンのマナコスト別リストを追記いたしました。
よろしければご覧ください。

さて、今回は黒編です。
黒は除去とハンデスの色!さらには墓地活用とかライフドレインとか吸血鬼とかデーモンとか。
さっそくいってみましょう。



《尊大な血王》アンコモン ★
3マナ4/4は聞こえがいいが、デメリットが強すぎる。
特に落とし子トークンが多いと思われるこの環境では、あまり殴れないのではないかと考えます。
逆に、飛行などの回避能力を与えれば活躍する可能性もある。デッキと相談。

《バーラ・ゲドの蠍》コモン ★★
システムクリーチャーはパワーが低いものが多いので、是非それらを狙いたい。
クリーチャーとしての質はそこそこ。対戦相手によってはバニラで終わることも多そう。

《有害な前兆》レア ★★★★
重いが、置いとくだけで人が死ぬ可能性あり。たいていこの手のカードは次の自分のアップキープまで待つものが多いが、これはそのターンに仕事するのも評価ポイント。

《血儀式の発動者》コモン ★★
3マナ3/1クリーチャー。マナが貯まれば最後のひと押しになる可能性も。
ムゲンでは最強コモンw

《血の座の吸血鬼》コモン ★
《吸血鬼の貴族/Vampire Aristocrat(M10)》が1マナ軽くなると、サイズも一回り小さくなった。
そのため生贄無しでは貧弱になってしまったので、逆に弱体化とも言える。
落とし子トークンを量産可能なデッキなら入るかもしれない。

《死者のインプ》コモン ★★
1マナ軽くなった代わりに、マナ拘束がきつくなって1/1飛行となった《グレイブディガー/Gravedigger(M10)》。元祖の利点はシングルシンボルでタッチしやすく、また2/2とそこそこ戦力になるところ。今回は飛行を得ることができたが、サイズダウンにより戦力として使いにくくなり、またダブルシンボルのため黒系のデッキにしか入らなくなってしまった。個人的には弱体化。能力は申し分ないのだが…。

《弱者の消耗》レア ★★★★
全員に《燻し/Smother(WWK)》。全体除去はリミテッドでも当然強いが、肝心の相手の大型クリーチャーには対処できない。もちろん、青白系のテンポデッキ相手なら抜群の性能。やや一長一短である。

《消耗の蒸気》レア ★★★
書いてあることは強い。しかし相手の落とし子との相性が悪いため、過信は禁物。
なお、緊急時には自分のクリーチャーをサクることも可能。

《汚染された地》コモン ★
リミテッドではあまり使うことはないだろう。

《死骸孵化》アンコモン ★★★
重いが確定除去は強い。トークン生産によるアドバンテージ&マナ加速も得られる。

《魔術の呪い》アンコモン ★★
単色デッキには効くが、デッキに入れるなら除去のほうを優先するだろう。

《死の信者》コモン ★
1マナ1/1は弱い。能力は除去ではないし。

《悪魔の食欲》コモン ★★★
《不安定性突然変異/Unstable Mutation(TSB)》の亜種。例にもれず落とし子との相性良し。マナコストの割に修正値は大きいので、狙ってみてもよいと思われる。

《カラストリアの血の長、ドラーナ》レア ★★★★★
5マナ4/4飛行というスペックもさることながら、除去と自身の強化が同時に行えるというのは非常に強力。ターンが帰ってくれば、そのまま勝利に結びつくことも十分あるだろう。構築でも入りそうな性能である。

《戦慄の徒食者》コモン ★★★
死にやすいが、パワー4は魅力的。場に出ただけで仕事をしているのも評価。

《逃亡した虚身》アンコモン ★★★★
基本的にはブロックされないだろうが、パワーを強化するオーラが付くと非常に厄介な存在に。強力なオーラが取れたら是非使ってみたいところだ。

《本質の給餌》コモン ★★
能力の割にやや重いか。

《薄暗狩り》コモン ★★
黒の基本飛行戦力

《グール・ドラズの暗殺者》レア ★★★★
レベルアップにやや時間がかかるもの、繰り返し使える除去は非常に強力。
レベル4になったら非常に厄介な存在になるだろう。

《地獄彫りの悪魔》神話レア ★★★★
ややギャンブル的な要素も多いが、マナコストを無視してクリーチャーを場に出す能力は非常に強い。ちょっと試してみたい。

《絶望の誘導》コモン ★★★
手札に依存するが、こういう除去は強い。マナコストの多いクリーチャーが多いのも追い風。

《コジレックの審問》アンコモン ★
限定的な手札破壊。しかしリミテッドでは一番捨てさせたいカードは大抵重いカードだったりすることが多いので、あまり合わないと思われる。

《最後の口づけ》コモン ★★
クリーチャー限定3マナ2点火力。序盤の除去に。

《葬儀甲虫》レア ★~★★★
この手の能力として珍しく、相手の生贄に対しても誘発する。自分のデッキと相談。相手次第ではさらに強力になる可能性も。

《夜霞》コモン ★
《レシュラックの秘儀/Leshrac’s Rite(ICE)》にキャントリップがついた。
でもそれだけ。使いにくいだろう。

《ニルカーナの殺し屋》アンコモン ★★★
1レベルで十分強い。

《ニルカーナの亡霊》神話レア ★★★★
本人のバンプアップ能力、そしてマナブースト能力と共に強力。是非黒単を狙いたいところだが、黒単であることがメリットとなるカードが少ないため、要検討。
もちろんここからエルドラージを呼ぶのは基本戦術。

《虚身の勇者》コモン ★★
レベルアップは1回でいいだろう。

《ウラモグの手先》アンコモン ★★
3マナ2/2として使うことも多いだろうが、普通に戦闘をしていれば落とし子は増えると思われる。

《思考の消滅》コモン ★★
確定ハンデス。しかしまた引かれる可能性もある。
最大の敵はマーフィーの法則。

《黒死病の悪魔》レア ★★★★★
フィニッシャーというか、エンドカード。ファッティ、飛行、全体除去と至れり尽くせり。ただし重いので注意。

《等価返し》レア ★
あまりリミテッドで使うカードではない。

《減縮》コモン ★★★
プチ《蔓延/Infest(ALA)》。白や青の小型クリーチャーや落とし子をまとめてなぎ倒せるのは強力。

《骸骨のワーム》アンコモン ★★★
どっかでみたことのあるカード。黒にすると再生がつくらしい。
死ににくいファッティとしてはそこそこではないだろうか。

《過去の受難》アンコモン ★★
あまり墓地対策が必要な環境ではなさそうだが、相手の墓地の枚数次第ではX火力になるカード。長期戦になりそうなときは役に立つかも。

《思考喰らい》レア ★★★★
場に出れば手札がなくなるが、場から離れれば手札が増える。
要らない手札を生物に出来るのなら、そんなに悪い話ではないと思う。トランプルもあるし。
珍しくバウンスやリムーブでも誘発するので、手間はかかるがドローソースとしても使用可能。

《血の復讐》コモン ★★★★
この環境は本当に1マナの除去が優秀である。
これは採録カードだが、構築でも十分強かった。
あまりファッティには撃ちたくないが、殴られるよりはマシだと思って使えるようになれば一人前。

《悪性の強打》アンコモン ★★★
コンバットトリック。チャンプブロッカーでエルドラージが殺せる1枚。
『反復』で仕返しもできる。もちろんティムに使用して殺人砲台を作ることも可能。

《ゾフの影》コモン ★★★
マナはかかるが、修正値が大きくなり、マナ拘束が軽くなった。
2色デッキでも採用しやすい点は評価できる。

《ズーラボートの処罰者》コモン ★★
レベルアップのマナが多すぎる。しかしレベル3で非常に強いクリーチャーになれるので、《敬慕される教師》と組み合わせたいところ。




こんなところで。
明日はプレリですね。評価は間に合いませんでしたが、皆さんの良い結果をお待ちしております。

つづきはプレリが終わってから。
再評価も必要でしょうしね。

ではまた。

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